毎度のことですが、妻と東京へ出掛けました。とりあえずランチです。お蕎麦を食べたいと言うので小川町の方向に歩きだします。店名を申し合わせていなかったのですが、わたしの目標は神田まつやで、妻はかんだやぶそばだと思っていたみたいです。
まつやの前に立つと、当然妻が異論を唱えたのですが、なんとまつやはお休みでした。ならばやぶそばに行くしかありませんね。ささっと路地を入ってかんだやぶそばにむかいます。お店まではアっと言うまです。
と言うことで今日のお店は「かんだやぶそば」さんです。
実はまつやの熱い天ぷら蕎麦が食べたかったのですが、お休みではどうしようもありませんね。そして、かんだやぶそばならば、やはりせいろうでしょうね。
お昼前の時間でしたので行列は有りませんでした。そそくさと石畳を進むと、花番さんの「いらっしゃい~ぃぃぃ」という独特の声。かんだやぶそばに来た~と実感する心地よい声が響きます。最後までお付き合い下さい。
目次
お店の雰囲気
◯新しくも歴史を背負った店造り
この行灯の雰囲気からかんだやぶそばに来たと言う気持ちになります。以前は孟宗竹であふれていました。
お食事
席は毎度の小さ目な、正に二人丁度のテーブル席。床は那智石ではなく、とても残念です。荷物入れが脇に用意されています。ラクビーワールドカップのお陰か、外国からのお客様が多く思えました。
〇妻はそばとろ 1,300円
▼蕎麦はせいろうと同じです。かんだやぶの特徴の薄く緑がかったお蕎麦。クロレラが少し入っています。初代のころから続いている伝統の薄緑のお蕎麦です。蕎麦粉10、お麦粉1の外十割そば。そこに少量クロレラが入っている訳です。
いつも残念に思うのですが箸置きがほしい。下の写真は花番さんが置いた渡し箸です。せめて箸袋があればと…。
▼そばとろはとろろの汁に浸けて頂きます。とろろを返しで溶いてある訳ですが、これだけで十分に美味しいです。濃いですが。
◯わたしはせいろうそば 750円 +ついかせいろう 700円?
▼追加せいろうのお値段を失念しました。申し訳ありません。妻のそばとろも同様ですが、知らぬ間に値上がりしていますね。せいろうは680円じゃなかったかなぁ。因みに記載のお値段は税別です。
▼せいそうそばの全景です。お箸は花番がのせていった状態です。写真的にはお箸があって締まって見えるかもしれません。
▼妻のと同じく緑がかった蕎麦っが綺麗に盛ってあります。二段せいろなので、高さ的に食べやすいかもしれません。
▼蕎麦を少し残した状態の写真ですが、せいろうの笊がすこし湾曲しています。蕎麦を盛った時に中央が盛り上がる様に出来ているんですね。笊が反り返っているのが凄いです。
▼最後はお決まりのそば湯割り。ネギは風味づけで入れています。


食べ終わって
蕎麦は太さと長さが丁度良く、つるつるっと喉越しが良いです。流石、かんだやぶです。カエシは並木藪ほど辛くはないですが、やはり蕎麦猪口の中で半分ほど浸けるだけで十分です。季節の蕎麦で松茸蕎麦や牡蠣蕎麦があり、食べてみたかったですが、個人的にかんだやぶはせいろうが美味しいと思っています。ご馳走様でした。
その他
◯お手洗い
広く綺麗なウオシュレットトイレです。
◯お店情報
店名 かんだやぶそば
住所 東京都千代田区神田淡路町2-1
電話 03-3251-0287
営業時間 11:30~ラストオーダー20:00
定休日 毎週水曜日
備考
カメラ
★28mm F2.8と言う明るい単焦点レンズのカメラですが、クロップで35mmと50mmで撮ることが出来ます。テーブルフォトでは綺麗に撮れます。オススメです。
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