「食肉市場の中にある食堂は、安くて旨いに違いない」。そんな食いしん坊の勘を頼りに、妻と二人で「仙台中央食肉卸売市場」へ。お目当ては、その施設内にあり、一般人も利用できるという「真乃屋食堂」さんです。プロが働く活気ある場所にお邪魔する、という非日常的なワクワク感。まさに「知る人ぞ知る」穴場の暖簾をくぐることに、期待が高まります。
仙台中央食肉卸売市場内「真乃屋食堂」
メニューを前に、私たちは即決。「食肉市場に来たからには、やはり肉を!」と、妻は「牛丼定食」を、私は「モツ煮定食」を注文しました。そして驚くべきは、その価格。なんと、どちらもワンコインの500円!このご時世に、信じられない価格設定です。
仙台中央食肉卸売市場の管理棟(?)の中にひっそりと佇む、まさに穴場の食堂です。市場で働く方々はもちろん、私たちのような一般客も温かく迎え入れてくれます。店内は、昭和の時代にタイムスリップしたかのような、昔懐かしい雰囲気。朝は6時から営業しており、早朝から働く市場の人々の胃袋を長年にわたって支えてきた、本物の「市場メシ」が味わえる場所なのです。




妻が選んだ「牛丼定食」は、期待を裏切りません。甘辛いタレで煮込まれた牛肉と玉ねぎが、ご飯の上にたっぷりとかかっています。さすが食肉市場の食堂、お肉が柔らかく、旨味が濃い。専門店の味とはまた違う、食堂ならではの「おふくろの味」のような優しさもあり、どこかホッとする美味しさです。これが500円で食べられるとは、もはや感動的ですらあります。



私が注文した「モツ煮定食」は、この店の人気メニューでもあるようです。シンプルにモツとこんにゃくが煮込まれた一皿ですが、一口食べてその違いに気づきます。モツが驚くほど柔らかく、臭みは一切なし。丁寧に下処理されているのがよくわかります。味がしっかりと染み込んでいながら、しょっぱすぎない絶妙な味付け。これは間違いなく、ご飯が止まらなくなるやつです。市場の食堂ならではの、プロの仕事を感じる逸品でした。



「安くて、美味しいとは最高!」 まさに、私たちが食後に漏らしたこの言葉に尽きます。市場の中という特別な立地だからこそ実現できる、奇跡のようなワンコインランチでした。 他にもホルモン定食や焼肉定食など、気になるメニューが豊富。ここは間違いなく、またすぐにでも再訪したくなる、仙台の素晴らしい穴場食堂です。
電話 022-258-9902
住所 宮城県仙台市宮城野区扇町6-3-6
営業時間 6時30分~14時00分
定休日 土曜日、日曜日
備考
