Eikokudo Rockets

仙台就業中の食いしん坊、元千葉県民オヤジの写真とカメラと酒麺飯クロニクル

【都電三ノ輪橋】江戸から続く砂場総本家で大きい海老天もり蕎麦を食べる@南千住砂場(砂場総本家)初訪問

広告

f:id:afromanjaro:20180731212309j:plain

砂場総本家のもりそば

昨日の記事『 ジョイフル三ノ輪商店街と、ゆる鉄画廊 July 2018 』の続き、いや途中かな?

中井精也氏の『 ゆる鉄画廊 』のすぐ向かい側に有名なお蕎麦屋さんがあるんです。関東の蕎麦好きなら皆が知っているお蕎麦の3大老舗に「砂場そば」「藪そば」「更科そば」がありますが、このジョイフル三ノ輪商店街の中程には、その「砂場そば」の総本家があるんです。当然行くでしょう!
店名は「そば屋 砂場(砂場総本家)」さんです。

老舗で蕎麦ランチを楽しめました。 最後までお付き合い下さい。

 

目次

お店の歴史と雰囲気 

江戸時代初期から続く老舗の蕎麦屋さん。江戸そばの老舗の系譜では「のれん御三家」と云われ、薮、更科と、この砂場がある。その砂場の中でも、今日の記事の「南千住砂場」と港区虎ノ門の「巴町砂場*」が歴史が最も長い。*下段にリンクあり

ウィキペディアの抜粋ですが、江戸時代初期の「江戸名物酒飯手引草」に記録がある「糀町七丁目砂場藤吉」が、大正元年、麹町から南千住(三ノ輪橋)に移転して、現在まで存続しています。

念の為に記載すると、蕎麦の発祥は大阪らしい。豊臣秀吉の大阪城築城に伴い、築城資材の砂や砂利の置き場が、俗に砂場と呼ばれ、その場にあった蕎麦店が、この俗称が定着して屋号になったらしい。

見ると店舗はとても趣がありますね。ちょっと煤けてるけど。

f:id:afromanjaro:20180731212322j:plain

砂場総本家らしい歴史を感じるお店

お店の前には汚れたお品書きが出ています。何?土日祭日は海老のサイズが大きくなるとな。じゃぁ、海老を注文してみますかね。右下には英語表記があります。

f:id:afromanjaro:20180731212321j:plain

土日祝日はえび天が大きくなる!

店内は照明を落としている訳ではありませんが暗め。厨房前には砂場の登録商標の看板掲げられています。どの砂場にもあり、正真正銘の砂場です!と言うことです。

店内にはテーブル席と小上がり席があり、いろんなモノが置かれていて、片付いていないと言うか、汚れていると言うか、いくら蕎麦は庶民の食べ物と言っても程度があるでしょ!って感じです。まぁ、蕎麦が美味けれりゃ問題ないんですけどね。

f:id:afromanjaro:20180731212305j:plain

おお~!登録商標「砂場」

でも、まぁ、本物の砂場に間違いないわけです。蕎麦粉は福井産と北海道産ですね。店内にはいたる所に英語表記があります。外国からのお客様も多いんでしょう。

f:id:afromanjaro:20180731212308j:plain
f:id:afromanjaro:20180731212319j:plain
此処にも砂場。蕎麦粉は福井産と北海道産とな。

卓上のお品書きです。木のお品書きに筆で書かれたお品書きあり、その上にコピー紙が貼られています。裏側にちら見出来たお品は達筆な毛筆で書かれており、私には読めません。

f:id:afromanjaro:20180731212307j:plain

お品書きにも歴史あり(見えないけど)

お食事 

〇妻はざるそば 800円 

ざるそばを注文した妻はこの千切った海苔に悪戦苦闘。溢れるし、飛ぶし、唇に付くし。もりそばにすれば良かったと何度も言っていました。味はどうだったのでしょう。

f:id:afromanjaro:20180731212313j:plain

ざるそば

噂通りの蕎麦の量は少な目です。アイス食べたから丁度良い感じですね。

f:id:afromanjaro:20180731212314j:plain

海苔が凄い
〇私は天ざる 1550円 

天ざるのえび天は大きいんですよね。期待して注文しました。ちなみに先程のお品書きでは天ざるは「特製品」に分類されています。

f:id:afromanjaro:20180731212309j:plain

先のお蕎麦が出てきました。

妻より奥の席だったために多少暗めに写っています。実際には白っぽく、蕎麦粉の色がうっすらと見える綺麗なお蕎麦です。そして長さがあり、その分のど越しが良いです。

f:id:afromanjaro:20180731212310j:plain

盛りは少ないです。この量がデフォですね。

汁は少々甘めです。藪そばより薄く、更科そばよりも濃いと聞きますが、そんな感じでした。

f:id:afromanjaro:20180731212311j:plain

汁は如何にも江戸蕎麦の濃い色をしています

一応、訪問の記念に箸袋も撮っておきました。砂場総本店に来た記念です。蕎麦ミーハー。

f:id:afromanjaro:20180731212317j:plain

箸袋も記念に撮っておきました

さて、蕎麦に遅れること3分。天ぷらが出てきました。プロが揚げているのでサクッとしています。えび天、さつまいも、エノキ、しめじ、野菜のかき揚げです。盛り付けは家庭っぽいですが、しっかり美味しく揚がっています

f:id:afromanjaro:20180731212315j:plain

天ぷらが遅れて登場

少々油がキツイですが、そば汁にはあっていると思います。量が多いです。口飽きしました。二人で丁度位です。

f:id:afromanjaro:20180731212316j:plain

確かに海老天はデカイです

さて、蕎麦湯です。器がイイですね。やっと総本家を体感した感じです。

f:id:afromanjaro:20180731212318j:plain

蕎麦湯です。「砂」の文字が美しい。」

注ぐとドロドロ!蕎麦粉を追い解きしている感じですね。汁もたっぷり入れて濃度を調整して美味しく頂きました。 

f:id:afromanjaro:20180731212320j:plain

どろどろの蕎麦湯

食べ終わって 

古き良き江戸の雰囲気がするレトロなお蕎麦屋さんでした。お世辞にも綺麗ではありませんが、蕎麦は庶民の食べ物と言うことで良しとしましょう。蕎麦は美味しいし、蕎麦湯も上々。トイレはかなり驚きましたが、とても興味深かいお店でした。ごちそう様でした。

その他

〇お手洗い 

更に暗めで驚きます。トイレも古いです。出来れば済ませてから訪ねる事をオススメします。

〇お店情報

店名 南千住砂場
住所 東京都荒川区南千住1-27-6
電話 03-3891-5408
営業時間 10:30~20:00
定休日 木曜日
備考 喫煙可・駐車場なし

 

砂場のほか店舗(訪問店のみ)

past.bgg-eikokudo.net

past.bgg-eikokudo.net

past.bgg-eikokudo.net

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

広告