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仙台在職中の食いしん坊、元千葉県民オヤジの写真とカメラと酒麺飯クロニクル

【グルメ・藤崎本館7階 催事場 岩手県「マルカンビル大食堂」】リベンジ成功!岩手の伝説「マルカン大食堂」の7段ソフトクリームタワーと“箸”で戦ってきた話。仙台市 一番町駅 複数回

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今日の話は、一週間越しのリベンジから始まります。

先週のこと。仙台の藤崎本館で催されている「東北物産展」に、岩手県花巻市の伝説的な存在「マルカンビル大食堂」が来ていると聞きつけ、妻と二人、開店時間に合わせて意気揚々と7階催事場へ向かいました。お目当ては、もちろん名物のソフトクリームです。

しかし、私たちが目にしたのは、7階エスカレーターを降りた瞬間から続く、信じられないほどの大行列…。「これは…無理だ」。泣く泣く、その日は退散したのでした。

 

藤崎本館7階 催事場 岩手県「マルカンビル大食堂」

 

そして今日、私たちは再び藤崎の7階に立っていました。「今日こそは!」と臨んだ再チャレンジ。すると、そこには驚きの光景が。先週の混雑が嘘のように、行列がありません。

よく見ると、テイクアウトの列と、食堂スペースで食べる列がきちんと分けられ、人の流れが驚くほどスムーズになっているではありませんか!運営の方の素晴らしい改善のおかげで、私たちは全く並ぶことなく、あっさりと伝説のソフトクリームにありつけたのです。リベンジ成功!


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カウンターで受け取ったのが、こちら。噂に違わぬ「7段ソフトクリーム」です!思わず「おぉ…」と声が漏れるほどの、見事な巻きの高さ。美しい白亜の塔は、まさに圧巻の一言。

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そして、ソフトクリームと一緒に手渡されたのは、スプーンではなく「割り箸」でした。
「え、ソフトクリームを、箸で…?」
人生で初めての経験です。一体どういうことなのか、理由は後ほどご説明しましょう。

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妻と二人、一個のソフトクリームをシェアして挑みます。一口食べると、濃厚すぎず、さっぱりとした昔ながらの優しい味わい。これがまた、いくらでも食べられそう…と思いきや、7段のボリュームは伊達じゃありません。食べ進めてもなかなか減らない(笑)。二人で一つで、お腹は超満腹!大満足です。


ちなみに、ランチにはまだ少し早い時間だったので、もう一つの名物である「ナポリカツ」は泣く泣く断念。この懐かしい味も、いつかきっと

ここで、今回私が調べてみた「マルカンビル大食堂」の基本情報をご紹介します。

岩手県花巻市のシンボル:花巻市の中心部にある「マルカンビル」の6階にある展望大食堂です。1973年のオープン以来、時が止まったかのような昭和の雰囲気で地元の人々に愛され続けています。ショーケースに並ぶ食品サンプル、レトロなテーブルや椅子、そして驚くほどリーズナブルな価格設定が魅力です。建物の老朽化により、2016年に一度は閉店。しかし、地元高校生の署名活動をはじめとする市民の熱い声に後押しされ、翌2017年に見事復活を遂げたという、多くの人に愛されている食堂なのです。

 

そして、最大の謎である「割り箸」。これにもちゃんとした理由がありました。

マルカン大食堂の本店で提供されるソフトクリームは、なんと10段巻き!あまりに高いため、スプーンで横からすくうと、バランスを崩して倒壊してしまう危険があるのです。
そこで、上から下へとまっすぐに食べ進められる「箸」が、最も合理的で安全な食べ方として定着したのだとか。まさに、先人の知恵が生んだユニークな食文化だったのですね。初めての体験でしたが、確かに安定して食べやすかったです。

藤崎の催事で、まさかマルカンの伝説に触れられるとは、素晴らしい体験でした。
次はぜひ、岩手県花巻市の本店に足を運び、展望大-食堂のレトロな雰囲気の中で、伝説の「10段ソフト」と「ナポリカツ」に挑戦してみたいと思います!ご馳走様でした。

 

 

店名 藤崎本館7階 催事場 岩手県「マルカンビル大食堂」
住所 仙台市青葉区一番町三丁目2の17
電話番号 022-261-5111
定休日 不定休 
営業時間 午前10時~午後7時
備考

 

 

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