この度の北海道地震の被害状況が分かってきました。でも、実家の函館では情報が少なかった様です。今、函館がどの様になっているか年寄りの母は知る術はラジオだけでした。スマフォを使えませんからね。近所のコミニティーからの情報が重要だったそうです。田舎では近所付き合いが重要ですね。(ラジオは札幌のことが多かったらしいです)お陰様で実家では復電して入浴出来たそうです。
さて、本日のBlogです。
5月に続き、函館のお蕎麦屋さんの紹介です。3店目です。でも、今回で完結最終回です。美味しい手打ちそばのお店を紹介します。
前回までに紹介したお店は、一軒目「かね久 山田 」、二軒目「そば処 満る大」の二軒でした。
今日のお蕎麦屋さんは「手打ちそば 起進堂(きしんどう)」さんです。
函館アリーナと市電の駒場車庫の近くです。店頭に4台分の駐車場があり、ご主人と奥様のお二人で営まれています。とにかく美味しいお蕎麦が頂けます。 最後までお付き合い下さい。
目次
お店の雰囲気
電車道路から少し奥まっているためか目立たないお店ですから見逃さない様にしましょう。わたしは一往復しました。
母の話だと(母の記憶違いの可能性はあるが)、元は食堂だったらしい。しっかりと美味しい蕎麦を売りにしたいと、約10年くらいまえに「起進堂」として蕎麦屋さんを初めて以来、父と通っていたそうだ。女将さんも母を知っていました。
10年くらい前では私は知るよしも無いが、道の内外からのお客も多いそうだ。
情報誌に書かれている営業時間は以下の様に変わっています。一日30食位しか手打ちしないので蕎麦切れで早期終了します。この日も午後一時には蕎麦切れしていました。
メニューです。二種類の手打ち蕎麦「挽きぐるみそば」と「更科そば」があります。調理場では天ぷらを揚げるのに忙しそうです。
母と二人でしたのでカウンター席に座りました。テーブル席は5卓程度ありましたが満席です。これだけど20食、カウンター席の私達と他3名で計25食。一卓回転したら蕎麦切れになる計算です。
お食事
二色盛り 1030円
二人共二食盛りにしました。挽きぐるみと更科の二色です。そしてまず更科そばから提供されました。
薬味の説明がありました。刻みネギ、伊豆の提携農家直送の本ワサビ、大根おろしです。本ワサビはお願いすれば追加出来ます。
ツユは本枯れ節、本節、鯖、うるめいわし、昆布を使った無添加無化調だそうです。濃くも薄くもなく、スッキリとした味わいで美味しいです。
◯更科そば
さて、更科そばです。蕎麦粉8割、つなぎ2割の二八蕎麦。蕎麦粉の中心部のみの使用ですから白く透き通っています。かなりの細切り。喉越しも良いはずです。
本ワサビだけで頂きました。わさびの風味の方が強いですが、鼻腔が膨らんで美味しく頂きました。
更科そばを食べたところで本ワサビを追加。こんな感じで提供されました。
◯挽きぐるみそば
同じく二八蕎麦です。蕎麦粉は摩周産の最高級品だとか。摩周のあたりは蕎麦の有名産地なんでしょうか。殻を取り除き、店内の石臼で挽いているそうです。
手打ちは細めにしてありましたので喉越しはとても良いです。こちらも最初は本ワサビだけで頂きました。うんうん、香りがして美味しいですよ。
◯蕎麦湯
スッキリとした淡い蕎麦湯で本ワサビと刻みネギを投入して頂きました。ネギは要らんかもね。
食べ終わって
起進堂さん、ともて美味しいです。30食しか食べられないのは残念ですが、かえって希少かな。函館でこんなお蕎麦を食べられるとは思いませんでした。とても美味しかったです。ごちそう様でした。
その他
◯函館の蕎麦店(過去記事)
〇お手洗い
綺麗なトイレでした。
〇お店情報
店名 手打ちそば 起進堂 〔きしんどう〕
住所 北海道函館市深堀町 30-29
電話 0138-52-2767
営業時間 11:30〜14:30 (14:00 l.o.)
※一日30食程度で品切れの際は終了します。
定休日 水曜・月に一度火曜(不定休)
備考 禁煙・駐車場4台あり