JR津田沼駅と京成津田沼駅の中間くらいに新規開店した煮干しラーメンのお店です。実は昔孤独のグルメに出たステーキハウスの日曜ランチを食べに行ったら、隣にラーメン店が出来ていたので入店してしまったという顛末なのです。
京都老舗問屋から季節毎に厳選して仕入れた煮干しを使ったラーメンという文言に惹かれてしまいました。
今日のお店の名は「麺屋 宜候(ようそろ)」さんです。
場所はJR津田沼駅南口を下車、千葉工大の正門前をず~と歩いて、最初の角を右折すると程なく見えます。15分くらいは歩く感じです。この日頂いた煮干しの中華そばは、よくある煮干しドロドロの濃厚でビターなラーメンとは違う、あっさりした美味しい中華そばでした。最後までお付き合い願います。
目次
お店の雰囲気
◯大学の裏手でひっそり営業
以前はカフェがあった場所です。外装はそのままに看板や暖簾、長提灯で店頭アピールしています。
行灯には「極上・煮干し・濃厚」の文字。煮干し押しのお店だと分かります。
宜候の左並びにステーキハウス(孤独のグルメ既放)、お向いにはブラウンサウンドコーヒーがあります。
店内には船の操舵が飾ってあります。店名の宜候は船乗りの言葉ですから、店主は船乗りだったのでしょうか。分かりませんが。そして、壁には何やら口上が書いてあります。今風ですね。
お食事
◯メニュー抜粋
基本的に「中華そば」と「つけ麺」です。中華そばには「濃厚」と「濃厚でないタイプ」がある様です。右上の法則で食券を買います。今回は濃厚タイプでない方を選びました。濃厚な煮干しラーメンって、大体味の想像がつきますからね。
店主は40歳代の男性、スタッフの女性もベテランっぽい感じで、とても元気で愛想も良いです。こういうお店は好感が持てます。
◯味玉付き煮干し中華そば 850円
さて、濃厚ではない方の煮干し中華そばです。見るからに煮干しニボニボではなさそうな澄んだスープのラーメンです。
豚のチャーシューです。大きめで脂身がしっかり乗っている美味しそうなチャーシュー。これをおつまみに飲んだら最高でしょうね。
「味玉付き」となんとなく変わったネーミングですが、丁寧に作られた味玉だと分かります。
煮干しっぽい色に茶濁しているスープには脂身や刻みタマネギ、青ネギと穂先メンマが見えます。
お店の薀蓄には「京都老舗問屋から季節毎に厳選して仕入れる大量の国産片口煮干しに、サバ・ウルメ・いわしの節類をブレンドして、それをじっくり炊き出した煮干し鶏魚介スープ」と謳われています。確かに味わい深い美味しいスープです。
麺は少し固茹ででしょうか。スープの吸上げがよく食感が良い麺です。
味玉が縦割りになっているのが珍しいと思いました。割目が入っている事態が珍しいかも。
食べ終わって
なんだかんだで美味しく頂きました。煮干しのニボニボ感を濃厚さで表現するのではなく、強い煮干し風味で勝負をする中華そばの方が好みです。美味しくて、とっても気に入りました。良いお店が近所に出来て嬉しいです。
もう一つの濃厚系の中華そばとつけ麺はなんとかく想像がつきますが、一度たべてみようかと思います。
ご主人の腕も、接客も良いお店でした。ご馳走さまでした。
もしかしたら、京成津田沼駅から歩いてきた方が近いかもしれません。
お店情報
◯お手洗い
ウオシュレットで綺麗なトイレです。
◯お店情報
店名 麺屋 宜候 (ようそろ)
住所 千葉県習志野市津田沼2-6-34
電話 050-5596-0437
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00 ※スープが終わり次第終了
定休日 月曜日(祭日の場合は翌日)
備考 禁煙・駐車場無し(近隣のコンビニ前にコインパーキングがあります)