仙台に来てから、すっかり「せり」好きになってしまったエイコク堂家です。冬の間は「名取の根セリ」の「せり鍋」を散々堪能し、家でも名取のせりを買ってきては散々頂きました。冬の根セリの時期が終わり、季節が一巡するのは待つ訳ですが、なんと石巻に「河北せり」なるものがあると聞き、その河北せりを販売している石巻市の道の駅に出かけてきました。
石巻市の道の駅「上品の郷(じょうぼんのさと)」食事処こばやし
道の駅 上品の郷です。「じょうぼんのさと」と読みます。私は読めませんでした。国道45号線沿の「道の駅 上品の郷」宮城県の道の駅では唯一の温泉保養施設があり、非日常の癒しと安らぎの空間と日常の食に関するこだわりの農産物、エコファーマー認定に取り組んでいる道の駅になります。仙台宅からは高速道路を使って約90分くらいです。石巻までは比較的近いんですよ。気仙沼はちょっと遠いなぁって感じです。
こちたの上品の郷。結構賑わっています。道の駅って人気なんですよね。今回は足湯は利用しませんでしたが、無料だそうですよ。
道の駅と言えば、農産物直売所です。「ひたかみ」。こちらの色々購入しました。もちろん目的の河北せりも買いました。
さて、フードコートです。こちらには「ダイニング たまり場」と「食事処 こばやし」があり、なんとなくメニューを見比べて、今回は食事処こばやしで頂きました。石巻の中心部へ移動して食べようかとも思いましたが、何気に美味しそうなメニューが目に留まりました。
妻は「みやぎサーモン漬け丼」です。宮城県のブランドサーモンである「みやぎサーモン」のスライスが、たっぷり盛ってあります。結構な量ですよ。少食な妻は美味しくて完食していました。これは良いです。
私は「サバ尽くしセット」です。金華鯖の漬け丼と、さば出汁ラーメンのセットという豪華鯖つくしのセットです。最上塩鶏そばです。石巻魚市場が発表している金華鯖は、金華山沖で漁獲され、石巻港に水揚げされた旬の大型の真鯖となっています。この金華さばの漬け丼はなかなかです。そして、昔から料理にサバだしや鯖節を使う食文化があった石巻の北部の、その食文化から誕生した魚介系ラーメンです。石巻専修大学と各種事業者が共同で開発した風味豊かなスープのラーメンが美味しい。麺は極細のちぢれ麺で、イワシのつみれが最高です。
そして遠征の目的の「河北せり」です。こちらは根を食べません。特徴は、可食部の茎葉長が他産地の一般的なせりと比べて長く、鮮度保持に優れたせりだそうです。茎の葉長50cm以上もあり、石巻では古くから漬物やお浸しで根に近い茎部の食感が好まれてきたそうですよ。帰宅後は早速セリ鍋にして頂きました。こちらも美味しいです。
ご馳走様でした。最後までお読み頂き有難うございました。
その他(お店情報ほか)
お店情報
店名 石巻市の道の駅「上品の郷(じょうぼんのさと)」
住所 〒986-0132 宮城県石巻市小船越二子北下1−1
電話 0225-62-3670
営業時間 フードコート 10時~20 時(L.O. 19時30分)
定休日 年中無休
備考