8月も半ばに差し掛かった週末。日中はまだ夏のなごりのような日差しが感じられるものの、朝晩に吹く風はすっかり秋めいてきました。
夏の疲れも癒え、いよいよ「食欲の秋」が本番。今日は美味しいものを、お腹いっぱい、でも気軽な値段で楽しみたいな。そんな休日のわがままな願いを叶えてくれるお店を探して、私たちは若林区荒井にある「武屋食堂 荒井店」へと向かいました。
広々とした店内で豊富なメニューを眺めていると、妻は過ぎゆく夏を惜しむかのように、私は到来した秋を迎えるかのように、それぞれぴったりの一品を発見。これが1,000円以下で味わえるなんて、と驚くほどの満足感が待っていました。
武屋食堂 荒井店
「安くて、美味しくて、お腹いっぱいになれるお店」。それは、私たちの永遠のテーマかもしれません。先日、仙台市若林区荒井で、その全てを完璧に満たしてくれる、素晴らしい食堂に出会いました。その名も「武屋食堂 荒井店」。
住宅地のためか飛地的な駐車場に車を停め、店内に入ると、定食屋さんの活気とセパレートされたふぁむの様な雰囲気、心地よい空間が広がっていました。豊富なメニューを前に、私たちはそれぞれ気になる定食を注文しました。


妻が選んだのは、夏にぴったりの「ゴーヤチャンプル定食」(970円)。ご飯は少なめでお願いしました。
運ばれてきたお膳を見て、まずその彩りの豊かさに驚きます。主役のゴーヤチャンプルは、ほろ苦いゴーヤに、豚肉、豆腐、卵がたっぷりと絡み、まさに沖縄で食べる本格的な味わい。シャキシャキとした食感が残る絶妙な火加減で、ご飯が進むこと間違いなしの一品です。小鉢もついて、栄養バランスも満点。これで1,000円以下とは、驚きのひと言です。



そして、私が注文したのが「週末ランチ」(990円)。その内容が、信じられないほど豪華でした。
お膳の上には、まず子供の拳ほどもある大きな唐揚げがゴロッと数個。そして、その隣にはマグロやサーモンなどが乗ったミニ海鮮丼。さらに、具沢山の豚汁まで付いてくるのです。
唐揚げは衣がカリッ、中は驚くほどジューシー。海鮮丼のネタも新鮮で、全く妥協がありません。そして、野菜の甘みが溶け出した熱々の豚汁が、全体の満足度をさらに高めてくれます。「肉」と「魚」、みんなが大好きな二大スターが一堂に会した、まさに夢のような定食でした。



具たくさんの豚汁も美味しい。妻の定食が970円、私のこんなに豪華な定食が990円。二人合わせても2,000円でお釣りがくるという、驚異のコストパフォーマンス。


ただ安いだけでなく、一品一品のクオリティが本当に高く、心から「美味しかった」と思える満足感がありました。「武屋食堂 荒井店」は、私たちの家の近くにあったら、間違いなく毎日でも通ってしまうだろうな、と思える最高の食堂でした。。ご馳走様でした。
店名 武屋食堂 荒井店
住所 〒984-0032 宮城県仙台市若林区荒井7丁目39−2
電話番号 022-226-7098
定休日 無休
営業時間 [月~金] 11:30~14:00 17:30~23:00 [日・祝] 17:30~22:30
備考


