「美味しい」という評判を聞きつけ、妻と二人、わざわざランチタイムに合わせて車を走らせました。向かったのは、楽天球場の近くにある「中国料理 東龍」。到着すると、歴史を感じさせる店構えに期待が高まります。 店内は、長年使い込まれたテーブルや壁の漫画本が醸し出す、これぞ街中華という落ち着く雰囲気。家族経営のような温かい接客に迎えられ、席につきました。漫画は豊富にありましたが、読む暇もないほど提供スピードが早かったのも、腹ペコの私たちには嬉しいポイントでした。
中国飯店 東龍
注文したのは、私が評判の良い「五目焼きそば」。そして妻は、なんと「半天津飯+ラーメンセット」というボリューム満点のセットメニューを選択。「そんなに食べられるのか?」と心配していましたが、予感は的中。天津飯を堪能した妻から、手つかずのラーメンが丸ごと私の元へスライドしてきました(笑)。 結果的に、私は「五目焼きそば」と「ラーメン」の2人前を平らげるという、わんぱくなランチとなりました。
仙台市宮城野区、楽天モバイルパーク宮城の目と鼻の先に店を構える、創業から長い歴史を刻む老舗の中国料理店です。店舗横にはこの立地では貴重な駐車場を完備しており、車での訪問も安心ですが、ピーク時には駐車待ちの列ができるほどの人気店。年季の入った店内は、古き良き昭和の「街中華」の風情が漂い、壁一面に並ぶ漫画本がくつろぎの空間を演出しています。おそらくご家族で経営されているのでしょう、厨房とホールの阿吽の呼吸や、明るく親切な接客が非常に心地よいです。初めてでもどこか懐かしく、ふと「また帰ってきたくなる」不思議な引力を持った、地域に根差した名店です。


妻が注文したこのセット、運ばれてきて驚いたのがそのボリュームです。「半」とは名ばかりで、天津飯はお茶碗一杯分以上はあるしっかりとした量でした。半天津飯 ふんわりと焼かれた厚みのある玉子の上に、醤油ベースの甘酢餡(あん)がたっぷりと掛かっています。この餡が絶妙な光沢を放ち、食欲を刺激!レンゲを入れると、中の白米とフワフワの玉子、そしてとろみのある餡が一体となり、口の中で優しく解けます。酸味が強すぎず、まろやかな味わいが、どこか懐かしさを感じさせる一品です。ラーメンセットのラーメンは、シンプル・イズ・ベストな醤油ラーメン。透き通った琥珀色のスープに、仙台らしい中細の縮れ麺が泳いでいます。具材はチャーシュー、メンマ、海苔、ネギと王道スタイル。鶏ガラベースのアッサリとしたスープは、濃厚な天津飯の箸休め(スープ代わり)としても相性抜群ですが…これを丸ごと一人前食べるとなると、やはり相当な満腹コースです(笑)。



私がメインで頼んだ「五目焼きそば」。 麺はほどよく焼き目がついて香ばしく、そこに醤油ベースの熱々の餡(あん)がたっぷりと掛かっています。具材は豚肉、海老、イカ、うずらの卵、そしてたっぷりの野菜。奇をてらわない王道の味付けで、野菜の甘みと醤油のコクが麺によく絡みます。そして、妻からパスされた「ラーメン」。 こちらは透き通ったスープが美しい、昔ながらの中華そばです。鶏ガラベースの優しい味わいは、五目焼きそばの合間に啜るスープ代わりとしても優秀でした(量は一人前ですが…)



「普通に美味しい!」です。そして 、食べているとホッとする安心感があり、「あぁ、また来てもいいな」と思わせる不思議な魅力があるお店でした。 帰り際には駐車場待ちの車列ができていたのも納得。球場近くの、愛すべき名店です。
電話 022-238-6420
住所 〒984-0048 宮城県仙台市若林区白萩町21−19
営業時間 11:00 - 15:00 17:00 - 20:00
定休日 火曜日 土曜日
備考
