先日、RICOH GR Ⅲ を買ったBlogを書いたばかりですが、今度はフィルムカメラをお迎えしました。嬉しいことに Flickr の写真を見てコメントを頂戴しましたので、簡単ですが報告したいと思います。(コメントさんは F6 を購入したそうでメッチャ羨ましいです)
古いカメラですので、性能や使用感は既知故に省略します。個人的な感想を少々お話しします。
この記事を書かないと、このカメラで撮った写真を載せることが出来ないので悪しからず、ご容赦願います。最後までお読み頂ければ幸いです。
目次
- Nikon F5 の概要
- Nikon F5 入手まで
- Nikon F5 との縁
- 使用可能なレンズ
- 最近買った AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
- 最近の価格帯
- 購入したアクセサリー
- 作例
- Sub Blog 写真中心のブログです。宜しければご覧下さい。
Nikon F5 の概要
性能などについて、書かないと言っても少しだけ記載します。しかし、F5の性能は凄すぎます。1005分割3D-RGB測光とはなんぞや?ですよね。
種類 | 35mmフィルム一眼レフカメラ |
---|---|
シャッタ | B、30秒〜1/8000秒 電子式 縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッタ |
露出計 | 3D-RGBマルチパターン測光 中央重点測光 スポット測光 |
AE | 絞り優先AE シャッター優先AE プログラムAE |
ファインダ | 交換式: 視野率約100% 倍率約0.75倍 |
対応レンズ | AFレンズ(D・Gタイプ):全機能使用可能 AFレンズ(D・Gタイプ以外):3D-RGBマルチパターン測光・3D-マルチBL調光以外の機能使用可能 Ai-Pレンズ:3D-RGBマルチパターン測光・3D-マルチBL調光・オートフォーカス以外の機能使用可能 Ai-S、Aiレンズ:Aモード、Mモード使用可能(MF)、露出計は中央重点測光・スポット測光のみ、開放値F5.6以上でフォーカスエイド作動 F3AF用レンズ:Ai-Sレンズに準じる(MF) 非Aiレンズ:サービスセンターにてAi連動爪を可倒式に改造することで絞り込み測光で使用可能 |
連射速度 | CHモード:8駒/秒 CLモード:3駒/秒 CSモード:1駒/秒 |
感度(標準出力感度) | ISO100~102400:オート(下限値/上限値/低速限界値設定可能) |
電池 | 単3アルカリ・リチウム乾電池8本 または専用ニッケル水素電池MN-30 |
備考 | 発売年:1996年 重量:約 1210g (ボディのみ、電池を除く) フィルム装填:順巻式イージーロード、レリーズボタン操作によりフィルムカウント1まで自動空送り、裏ぶたを開けたままでフィルム巻き取り状態の確認可能 |
出典元:HPからの抜粋です
Nikon F5 入手まで
現在所持しているニコンのフィルムカメラは MFの一眼レフ機を2台です。結構初期の ニコマートフォトミックと F2フォトミックです。この2台のMF機は機械仕掛け部分が多いので、その点が特に気に入っています。今のフルサイズデジタル機に比べると軽いですしね。
さて、F5 ですが、現在のデジタル一眼レフ機に通じるハイスペックなモデルです。こんなハイスペック機を持つのは初めてと言いたいところですが、実は2台目。
1台目は、このF5の弟分の F100でした。弟分だけあって機能面はほぼ一緒ですが、ちょっと難がありました。ボディの外装が加水分解するみたいにベタベタするんです。結局、フィルム室の裏蓋を擦って剥がしてしまいましたが、かっこ悪いので、簡易保湿庫に入れっぱなしで御隠れ状態で使っていませんでした。
昨年、知り合いにプレゼントする事になり、ニコンOBの工房キートスさんでメンテナンスと裏蓋を交換して貰い、わたしの元から知り合いの家に引っ越しました。因みに、この時点でキートスさんの裏蓋の在庫残数は稀少だそうです。
そして、その代わりにお迎えしたのが、この F5 です。お世話になった先輩に破格の条件で譲って貰いました。メンテをしたのは数年前だと伺いましたが、確認すると機能は問題無し、完動品でした。露出計も確認する限りでは大丈夫そうです。
外観はぺンタ部に擦れによるテカリはありますが、気になる程ではありません。F100 のベタつきの方が酷かったです。
F5 は、皆さんご存知の通り、Nikon Fから現在のD一桁シリーズまで受け継がれているプロ専用カメラです。次の世代の Nikon F6 が登場する2004年まではプロ用のフラグシップ機だった筈です。
それが現在の中古市場ではボディの大きさ・重さからか、私が手放した F100 よりも安価で流通してる時もあります。機能面と大きさ等から F100 の方が人気があるのはわかりますが、私は外装のベタつきが不安でした。そして、販売中の F6 は現行機種ですので当然凄いお値段ですから諦めまして、憧れのフラグシップ機の方を欲しくなり、探すよりも先に公言していました。
先輩と私は仕事の関係もあり、当たり前の様にニコン派でした。ところが近年では寄る年波には勝てず、軽量小型の富士写真フイルムのレンズ交換式APS-C機に移行し、退職時には最後まで持っていた Df を X-T30 に代替えしていました。重いフィルムカメラにも、ニコンにも未練は無くかったのでしょう。故に有り難く頂いた訳です。気持ちほどのお代は支払いしました。
Nikon F5 との縁
縁と言う程ではありませんが、昔、東北のニコンに通っていた事がありまして、会議の為に別棟に行くと、玄関ホールに F5 のカットモデルがケースに入って飾ってありました。その時は写真趣味から遠ざかっていた時期であり、仕事中ですから、チラ見しかしなかったのですが、今思えば勿体無かったなぁと思います。よく見ておくべきでした。悔やまれる思い出です。
(随分前の事なので記憶は曖昧ですから思い違いもあるとおもいます。)
使用可能なレンズ
先の概要に書きましたが、大概の Fマウントレンズは装着できます。わたしのFマウント資産がほぼ全部使用可能なのも嬉しい点です。MFの一眼レフ機では最新の Fマウントは付きませんので。
最近買った AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
最強の銀塩電子カメラですから、新たに中古Dレンズを買いました。DレンズとGレンズで、AF機能と3D-RGB測光などの全機能が働きます。SS1/8000を活かすならば、60mmくらいがわたしは使いやすいと思ったらからです。実際に撮ってみても、標準域よりやや中望遠気味の方が速写も活かせるし、実際に楽しかった。
ところで、1005分割3D-RGBマルチパターン測光とはなんぞや?ですが、被写体の色まで感知する露出計なのです。CCDイメージセンサーは画像を撮るセンサーですが、それを測光素子として採用する贅沢をしているわけです。
わたしとしては、Dレンズの絞り環を操作して撮るケースはほとんど無い(カメラ側から操作する)と思いますが、機能は十分に活用したいですし、最速SS 1/8000、中央部重点測光分布75%ならば、F2よりもアンダー気味(たぶんF5の適正露出)でしっかり濃い写真が撮れるだけで嬉しい感覚なのです。
ピッカピカのフード付きでした。
最近の価格帯
完動品で40,000円位の値がついています。程度の良いものはもっと高いですが、記念モデルでなければ数万円で入手可能です。この値段でプロ仕様の銀塩電子カメラが手に入ることになります。
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購入したアクセサリー
◯フィルム時代からのストラップ
付属品の機種名『F5』と縫い込まれたストラップがありますが、少々細く貧弱ですので、フィルム時代から販売しているイエローを購入しました。しっくりきますよ。
◯ 充填式電池 8本
エネループでも、ちゃんと駆動しました。良かった〜。
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作例
少しだけ。後日、フィルム別に載せますのでご容赦下さい。
NIkon F5 + FUJICOLOR NATURA1600
NIkon F5 + FUJICOLOR NATURA1600
NIkon F5 + FUJICOLOR NATURA1600
NIkon F5 + FUJICOLOR NATURA1600
Nikon F5 + Kodak Professional Ektar 100
Nikon F5 + Kodak Professional Ektar 100
Nikon F5 + Lomography (Color Negative 400 35mm )
入手後の試し撮り一本目に、FUJICOLOR NATURA1600 を使用し、Iso400で撮ったのですが、思う以上にハイキー気味になりました。露出補正は+1/3で、操作はボディ側から行ったのですが、操作をミスったのか、思ったよりハイキー気味でした。+1/3ぐらいが丁度良いと思ったんですが。
読み返すと纏まりが無い文章になってしまいました。後日、少しづつ修正して行きます。今日はこの辺で。最後までお読みいただき有難うございました。
写真Blogの方にも少し載せていますので、良かったら覗いてみて下さい。
www.bgg-eikokudo.netwww.bgg-eikokudo.net
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