【グルメ・広東飯店美香園】噂には聞いていたが本当に美味しい。仙台市勾当台公園駅初訪問

国分町通り沿いの中華料理店です。食に関する情報が氾濫しているのは仙台も同じですが、こちらのお店は凄く美味しいらしいです。そんなに美味しいの？と訪ねてみたくなります。実は何度も訪ねた事があるのですが、店内待ちの凄くて都度都度諦めてましたが、今回は店内待ちが短めで、なんとか入店できました。

広東飯店美香園

広東省出身、元仙台ホテルの中華料理長が腕を振るうお店だそうです。お勧めは、一級点心師の確かな技術で一つ一つ丁寧に作られる点心だそうなので必ず注文しましょうね。HPには正宗粤菜と書いてあります。正宗は正統と言う意味らしく、粤菜はえつさいと読むんだそうです。中国は、黄河，長江，珠江の三大河の流域をそれぞれ一つの系統とみなした分け方があるそうで、黄河流域の開封を中心に発達した北菜(河南･山東･河北･山西･天津･北京料理)，長江流域の揚州を中心に発達した南菜(揚州･徽州･蘇州･杭州･上海･寧波（ニンポー）･無錫（むしやく）･南京･湖南･江西･四川料理)と，珠江流域の広州を中心に発達した粤菜（えつさい）(広東料理)である。つまり、正統な広東料理と示しています。期待しちゃいますね。

お店は二階建て。その店内階段に並び順番を待ちました。意外に苦になりません。2階のホール担当の方が楽しい話題を振りまいてくれるのです。程なく2階のテーブル席に空きができ案内頂きました。

家人の許しを得て瓶ビールを頂きます。窓から外を望むと国分町通りが見えます。この辺りは繁華街の雰囲気はありません。

家人は五目焼きそばです。これが広東風の五目焼きそばなのでしょうか。本格中華の様相の焼きそばです。炒めた麺が隠れているのですが、ご飯に掛かっていても不思議じゃないくらいの豪華な餡です。餡の濃い色とは裏腹に広東料理らしい優しい味付けで麺の焦げ目が絶妙。もちっとカリっとした食感が美味しいそうです。具材は野菜のほかにイカ、エビ、ぶた、きくらげなどが、家人はお酢を掛けて頂きました。とても美味しいそうですよ。

お目当ての一つの餃子です。皮の包み方が巷の餃子とは異なります。なんか凄い。餃子餡もぎっしり入っていて、とても美味しい。野菜と肉の配分が絶妙です。大満足です。

私のこの日の腹はニラレバ炒めと決まっていました。出てきてレバニラはかなり黒い。今まで食べたレバニラとは違う。広東料理だとこうなるのだろうか？甜麺醤とかを使っている様な香りがします。とても美味しい。レバーの下処理も違う感じで、揚げてないのかな？その割に変な匂いはしない。少しだけ辛味があり、未経験のレバニラでした。これはご飯が進みます。定食なので杏仁豆腐がつきましたが、当然ながら本物の杏仁豆腐です。凄く美味しいです。