✳︎写真数枚とリングキャップ落下防止を追記しました。20190709
今日が平成最後に日ですね。その最後に日に GR Ⅲ について書きたいと思います。今頃どうしたって感じですが、発売日にRICOH GR Ⅲ を買いました。
随分昔まで振り返っても、発売日にカメラを買ったのは初めてです。CP+は行ってませんし、RICOH銀座ショールームに行った時も実機展示前の時点でしたし、社員さんが手作りした小さめのモックアップを見ただけでした。評判だけで買ったのです。安いモノではないので、とても無茶でしたが、この頃はAPS-Cサイズのスーパーコンデジがとても欲しくなっていました。
普段持ち歩いていたのは同じAPS-Cセンサーのレンズ交換式ミラーレスです。小さいボディで、神レンズと言われる22mmの単焦点レンズを付けると、とても綺麗に撮れましたが、通勤バックの中でスペースを占有していました。レンズ交換式ですので少々大きいのです。スナップを撮る時もバッグから片手では取り出せず、キャップは外したり、フードを付けたりでモタモタしてチャンスを逃すこともしばしばでした。
そんな時に麺友(ラーメン友達)のGR Ⅱ が、とても気になり始めました。GRならばテーブルフォトの他に、もっと気楽にスナップが撮れるのではないかと思う日が続き、ポチってしまいました。購入先は通勤途中にあるカメラのキタムラさんです。
目次
- RICOH GR Ⅲ の概要
- GR Ⅲ には欲しい機能が満載でした
- 小型軽量・起動速度
- AFの向上と迷い
- グリップ感
- カスタム設定
- リングキャップ
- 素晴らしい描写
- 価格が変動してます
- 購入したアクセサリー
- 作例
RICOH GR Ⅲ の概要
センサー | APS-C 約2424万画素 |
---|---|
レンズ | 18.3mm(フルサイズ換算28mm相当の画角) F2.8〜F16 |
質量 | 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む) |
サイズ* | 約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm |
撮影可能枚数 | 約200枚 |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.1m~∞、マクロモード:約0.06m~0.12m |
フォーカスタイプ* | 像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式 |
感度(標準出力感度)* | ISO100~102400:オート(下限値/上限値/低速限界値設定可能) |
手ぶれ補正* | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)式 |
備考 | 電源オンから約0.8秒の高速起動* クロップ 35mm、50mm相当を選択可能* NDフィルター内蔵 内蔵メモリー(約2GB) |
出典元:HPからの抜粋です
GR Ⅲ には欲しい機能が満載でした
以前からコンデジに欲しいと思っていた機能を列挙します。上の概要表の *マークと重複しますが書いておきます。ほとんどが搭載されています。
購入前に望んでいたポイント
・小型軽量(片手でバックから取り出せ、片手で起動可能)
・センサーサイズ APS-C
・憧れがあった
・高性能なAF機能
・タッチパネルシャッター
特に気になっていた点は小型軽量の他にはAFの向上です。コントラストAFからの進化です。AFは爆速であればあるほど良いですから。
小型軽量・起動速度
実際購入してみて、軽量小型で起動までの速度の速さに驚きました。GR Ⅱ と実比較をしていませんが、小さい過ぎる位です。当然、バッグ内の占有スペースは小さくて済みますので助かります。
AFの向上と迷い
ハイブリットAFと言うそうですが、高速なAFを実現する像面位相差AFと、ピント精度に優れたコントラストAFのハイブリットAFです。フォーカスモードは三種類あり、わたしは通常はピンポイントAFにしています。十字キーで狙いを決めて撮る行為は実に容易です。顔検出AFは数度しか使用していませんが、コンデジなら今や当たり前の機能です。
ただ、近距離ではもさっと迷うことがあります。近距離とはテーブルフォトとマクロ撮影時です。今までのカメラ経験で、こんなにモヤっと迷うAFは経験がありませんので、最初はイラっとしましたが、今では慣れました。AFが迷いディフォーカスで撮影してしまうのですが、撮り直せば良い事です。対策は再度ピント合わせを行うか、距離を少し取ってからクロップで撮影する、もしくはタッチパネル撮影設定をAF+シャッターにしておく事です。
残念ながら、MFは上手く使い熟せません。私には難しいです。
グリップ感
小さいボディなので、これ以上望む事はありませんが、このグリップはとても良いです。しっかりグリップ可能です。この類のスーパーコンデジで、こんなにしっかりグリップ出来るモデルはそうないんじゃないでしょうか。大満足です。
カスタム設定
内田ユキオさんのCP+の動画を見て設定しています。とても機能的です。U1に設定しました。
・ISO(十字キー):イメージコントロール モノクロームで撮る時など容易です。
・Fn:クロップ 焦点距離35mm相当と50mm相当の画角に変更が容易です。
・イメージコントロールの彩度・色調・コントラストを好みに合わせて変えています。
リングキャップ
初回限定の青いリングキャップ(付属品のリングキャップも同じ)が外れ易い。GR Ⅲ の華奢なボディ構造の所為ですが、10万円強もするカメラの割にはチープなボディです。リングキャップは簡単に外れます。対策として、底近くにパーセルテープを貼り固定しています。写真では見えませんが。
素晴らしい描写
驚くほどの高解像度です。スナップで開放で、この描写です。暗部にも強いです。
ちょっと絞ると更に素晴らしい。
当たり前ですが、F8まで絞ると唸ってしまいます。GRブルーと言うそうです。
夜撮影も心強い。
価格が変動してます
発売から1.5ヶ月ですが、価格には動きがある様です。Amazonのリンクを貼りましたが、マップカメラでは¥105,390(税込) 2019/4/28時点に値下がりしています。
RICOH デジタルカメラ GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Camera
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購入したアクセサリー
◯予備バッテリー
予備バッテリーがあると安心です。200枚撮れると仕様に書いてありますが、たくさん撮る為に必要というよりも保険のつもりで購入しました。
◯バッテリー充電器
本体充電が可能な為に充電ケーブルが同梱されていますが、私は本体にずっと通電する行為が心配なので充電器も別途購入しました。
◯ 外部ミニファインダー [GV-2]
どうしても外部ファインダーが欲しいのですが、発売時点は在庫切れでした。故にまだ購入していないのですが…。
◯ ソフトケース
以前使っていたコンデジは外装が一年で剥げましたので、今回はケースを買いました。このケースをつけるとファインダーが付かないので宜しくないんですが、現在はソフトケースが重宝しています。
◯液晶部保護ガラス
フィルムよりガラスが気に入っています。価格帯がリーズナブルな保護ガラスを選びました。
HAKUBA デジタルカメラ液晶保護ガラス ULTIMA 極薄0.20mm日本製強化ガラス Nikon Z7 / Z6専用 DGGU-NZ7
- 出版社/メーカー: ハクバ
- 発売日: 2018/11/10
- メディア: Camera
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作例
購入した翌日から撮り始め、少しづつ慣れて来たと思います。作例と言うには拙いですが掲載します。
自分がこんなにスナップを撮る様になるとは思いませんでした。今ではテーブルフォトの方が少ない位にスナップを撮っています。モノクローム撮影もGRⅢはとても楽しい。しかも小さい機種なので、周囲の人に撮影を意識させない点が良いと思います。
私には友人から貰ったフィルムカメラGR10があります。GR10とGR Ⅲ の2台持ち、若しくは一眼レフ機と、この GR Ⅲ の2台持ちで楽しんでいます。