ピロリ菌の宿主と判明してから2ヶ月後のこの日、やっと除菌のために健保に呼ばれました。詳しく伺うと診察と薬の処方だけなので普通に食事は可能だと。健保のある御茶ノ水でのランチはデカ盛りが多いので途中の浅草橋で下車しました。
昼間の浅草橋はそれなりに賑わっていますが、敢えて裏通りへ。日本武尊を祀っている鳥越神社(ちょっと遠いですが)とJR浅草橋駅(ほぼ西口)を結ぶ通りに、今日のお店はあります。ランチ時刻をちょっと廻った時間帯に訪ねました。
今日のお店の名は「和食 食楽」さんです。
元お寿司職人が開いた小さなお店ですが、ランチ&居酒屋タイム共に、とても美味しいと噂のお店です。最後までお付き合い願います。
目次
お店の雰囲気
◯平日の静かな通りにありました
この辺りの通りは妙に拡幅があります。その上、歩道もご立派。小さなお店ですね。入り口の窓から店内が見え、安心して利用できます。
この日は先客が一組。入店するとご主人の大きな声のお迎えがあり、笑顔の女将さんが入り口側の2人席に案内してくれました。「この席の方がTVが見えるから」と。なるほど~優しい女将さんの居るお店にハズレはありません。
お店の外のメニューや行灯看板は親しみやすい。開店は2014年だそうです。
お茶です。熱々で嬉しいですね。外は寒いです。
お食事
◯メニュー
ランチのメニューです。これは筆ペンで書いたのかなぁ~。手書きのお品書きのお店にハズレはありませんネ。食楽丼、鰯丼、バラちらし、にぎり10貫と。くぅ~迷う!
◯ランチメニューにぎり10貫 1,000円
最後まで食楽丼と迷いましたが、元寿司職人のお店だし、10貫で千円はお安いので、これにしました。
どういう訳か白身のオンパレードのにぎり10貫です。鮮度は抜群と言いながら、ネタを一つ一つ女将さんが説明して下さいました。
ミニサラダはとても嬉しい。昔糖質制限をしてから、まず野菜からと習慣づいた結果です。箸休めのこんにゃくと厚揚げの炊合せ。普通はお新香などになりますが、ちょっとした箸休めが本当に嬉しい。
そして御御御付けは具沢山。凝った具材ではありませんが、トロトロになった玉ねぎと刻んだお豆腐、そして青いネギ。実に美味しい。
では、にぎりを一貫づつ頂きます。まずはアオハタ。アヲハタじゃないですよ。青羽太と書きます。色んな食べ方が出来る万能の魚ですが、わたしは薄造りか煮物でしか食べた事がなかったので、こんな厚ネタのにぎりでは初めてです。
淡白ですが味があっておいしい。
箸休めの厚揚げは口の中で汁が溢れる嬉しいお品。こういうのが良いんですよね。
お次はサワラです。房総でのよく食べますね。成長に従ってサゴシ→ナギ→サワラと名前が変わる所謂出世魚ですが、どう出世したのか名前だけではわかりません。
先日西京漬けで食べましたが、生でお寿司で食べるのも一興。白身の魚に見えますが、実は赤身。赤身ですが淡白なんです。シャリが大きくて、美味しいよ~!
赤メバルです。たぶん、メバルのお寿司は初めて食べました。赤メバルはボディが赤いらしいのですが、この身からは想像がつきませんね。同じく淡白な味わいですが、良く食べ比べると少しづつ違いますね。美味しいけど、メバルって、やはり煮付けですよね。
次はホウボウです。千葉の市場でもよく見掛けます。地魚ですがお安くて食べやすいです。これは元々美味なんですが、にぎりにするとマジで美味しい。ほうぼうだけのお刺身もあるみたいですから、居酒屋タイムには是非食べたいです。
最後は赤身のマグロです。色がついててホッとしました。安心して頂けます。ちょっとシャリを小さめにして握ってあります。美味しいですよ。
食べ終わって
TVを観ていたら、カルロス・ゴーンが映っていました。人を見るには、ちょっとした権限を与えると器が分かると言いますが、膨大すぎて狂ってしまいそうな権限と立場です。自分ならGT-Rを買う位しか思い浮かびませんが、普通に美味しいお店でランチが食べられる位が丁度良いです。
食楽さん、最高のランチでした。是非、夜の居酒屋タイムでお刺身を食べてみたいです。あっ、除菌が終わったらですが。ご馳走様でした。
お店情報
◯お手洗い
トイレは未使用です。故に未調査です。
◯お店情報
店名 和食 食楽
住所 東京都台東区浅草橋2-16-8 ←誤植を修正しました
電話 050-5594-6856
営業時間 月~金・ランチ 11:30~14:00 ディナー17:00~22:00
土・ディナー17:00~22:00
定休日 日・祝 (5名以上の予約により営業可)
備考 全面禁煙・駐車場無し
※平成30年11月時点での情報です