お店のHPによると、都内唯一のあんこう料理専門のお店らしい。場所は淡路町、天保元年創業のあんこう料理専門店です。
現役時代に縁がある方がご馳走してくださる事になり、私の好きなお店を選んで良いと言われ、真夏にあんこう鍋はどうかと思いましたが、こちらのお店を希望させて頂きました。 (来年3月までは現役ですが)
今日のお店は「名代あんこう鍋 いせ源」さんです。
同じくHPによると、創業は古く、江戸末期の天保元年(1830年)、11代将軍徳川家斉が国を治めていた頃、中橋広小路(現在の京橋三丁目付近)で初代にあたる立川庄蔵が「いせ庄」というどじょう屋を始め、2代目立川源四郎が店を中橋広小路から神田連雀町に移し、店名も「いせ庄」の‘いせ’と「源四郎」の‘源’を合わせ、「いせ源」と改名しましたとあります。
1830年ということはもう少しで200年です。東京では古いお店ですね。最後までお付き合いをお願いします。
目次
お店の雰囲気
▼お店の外観です。当たり前に歴史を感じる建物です。
▼看板の文字は右から書かれています。
▼玄関には下足番。この手のお店では定番ですね。もう少し愛想が良くてもいいと思うけど。
この日の食事
◯名代 あんこう鍋コース 8,500円
▼広間ならば予約無しでも食べることが出来ますが、テーブル椅子の部屋は予約が必要です。席料も掛かります。広間はどぜうのお店の様なお座敷で、私の様な股関節に難のある人は厳しいです。チラ見ですがテーブルは低めでした。
▼8,500円のコースの名代 あんこう鍋コースを注文しています。飲み物は別です。一杯目は生ビールです。ゲリラ豪雨の後でしたがので蒸した空気感には、やはり生ビールですね。
▼唐突にカツオのお刺身を別注。大蒜で食べると、なんとも生臭くなく最高の味でした。丁寧な仕事です。
◯日高見 超辛口 純米酒
▼ビールの後は、日高見 超辛口 純米酒の四合瓶です。いろんな種類を呑もうと言うことで四合瓶でお願いしました。
▼あんこうの卵巣の煮こごりと日高見の超辛口が最高に合います。
◯名代のあんこう鍋
▼これは4人前です。ボリューム満点です。
◯鮟鱇は冷凍ではない
▼鮟鱇の肝と身がたくさん入っていました。ところで鮟鱇は冬に捕れる魚ですが、この夏に食べる鮟鱇は何処から入手したモノでしょうか? 味が落ちるので冷凍ではありません。日本全国で偶然に網に掛かった鮟鱇がいせ源に集まるそうです。美味いはずです。
▼もちろん、骨なんか一片もありません。綺麗に仕上げてありました。味は醤油味でしょう。複雑すぎてわかりませんが、とても美味しいです。
▼あんこうの白身の唐揚げです。これは美味でした。あんこうって本当に美味しい。
▼ともあえは煮込んだあんこうの身と味噌を合えたものです。日本酒が合います。贅沢なアテです。
◯鱧
▼別注で鱧を頂きました。梅肉で食べるのが最高ですね。関東では食べませんからね。絶品でした。
◯大典白菊 純米大吟醸
▼これも四合瓶です。かなり酔っていますが、白菊は最高でした。上手く形容出来ませんが。
◯白焼きとお造りを追加
▼これは記憶がありません。写真があるので食べたのでしょう。覚えていないのは勿体無いです。
◯飛露喜 純米大吟醸 限定 四合瓶
▼これは覚えています。最後に呑もうと最初に決めていたからです。味は理屈抜きに美味しかった。すごく高いお酒でした。
◯最後は雑炊で〆
▼いつもなら最後の雑炊は満腹で少ししか食べることが出来ないのですが、このあんこう鍋の雑炊は食べることが出来ました。3杯くらい食べたでしょうか。炭水化物は世を平和にしますね。本当の本当に美味しいです。
食べ終わって
今までいろんな所で、何度もあんこう鍋を食べたことがありますが、こちらのいせ源以上のあんこう鍋を食べたことはありません。あんこう鍋と私の真剣勝負、細胞レベルまで美味さを感じる最高の味でした。美味い。旨すぎる。また、食べたい。近いうちに。そう誓ってしまいました。ご馳走様でした。
お店の場所と営業時間
住所 東京都千代田区神田須田町1-11-1
電話 050-5597-5931
営業時間 11:30~14:00(L.O.13:30) 17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 無休(4月~10月は土日祝祭日休み、年末年始を除く)
カメラ
★28mm F2.8と言う明るい単焦点レンズのカメラですが、クロップで35mmと50mmで撮ることが出来ます。テーブルフォトでは綺麗に撮れます。オススメです。
売り上げランキング: 9,417