前回から書き始めた「股関節痛」の治療記録の第二回目です。前回は「施術」と「自主練」について書きました。
今回は、普段生活する上での「股関節痛の対処方法」と「次なる自主練」について書き留めたいと思います。
前回同様に私の状況報告ですので、興味のない方は流して下さい。
目次
初回Blog記事
発症と過去の治療 を記載しました。この回からお読みの方はお読み下さい。
普段の生活において股関節痛の対処方法
どれ程、良い先生に出会っても一発で良くなるわけではありませんので、普段の生活では気をつけなかればならない、または痛みが出ない様に対処しなければなりません。
◯通勤は骨盤立ち
駅のホームや電車の中、会社での朝礼や待ち合わせで、その場で立ち続けなければならない場合があると思います。こんな時は股関節が痛くなりますね。
そんな時は「骨盤立ち」です。簡単に言うと骨盤に体重を乗せて立つのです。普通の立ち方は筋肉を使うので股関節が悲鳴を上げます。5分と保ちません。そんな時は「骨盤立ち」をするととても楽に立ち続ける事が出来ます。
「骨盤立ち」:
肩幅位の足幅にして、少しつま先を内側(平行位でも可)で立ち、やや膝を落とし腰に乗る姿勢をとります。横から見るとカッコ悪いですが、とても楽です。
◯デスクワークは50分単位
デスクワークは同じ姿勢を続けるので股関節痛には注意が必要です。
「60分に一度は歩く」:
同じ姿勢を継続することは股関節には悪い様です。スマフォのタイマーを60分にセットして、60分に一度はトイレや休憩の為に椅子から離れましょう。可能なら5分程度は解放した方が良いそうです。
◯座る姿勢は両足同じ姿勢と同荷重で
椅子に座る時は両足の裏をしっかり床に付ける様にしましょう。足を組んではイケません。股関節に負担が掛かります。
◯紐靴を履く
紐式のビジネスシューズや、紐式のスニーカが最適です。地面や床の状況が足の裏を通じて正確に体に伝わります。大きめの靴では靴内部で脚が滑り、股関節に負担がかかる場合があるからです。足と一体化する事が良いのだと思います。
ただし、股関節が痛くて紐を結べない場合があります。私もそうでした。その場合は病む得ないので楽には脱着しやすい靴を選ぶしかないと思います。
施術
❶股関節の動きをゆっくり緩めた(前回同様で少し稼働域を大きく治療している感じです)
正確にはわかりませんが、ゆっくり伸ばした感じでした。大殿筋・中殿筋・大腿二頭筋辺りかと思います。時間にして10分間程度です。
開脚や内転などの動きは股関節に負担が掛かるため施術にはありませんでした。
自主練 ①②は初回のBlogをご覧ください(①②も継続中です)
③出掛ける前の四つん這い腰運動
下の図の様な四つ這い姿勢を取ります。図とは違いますが、顔を上げ床ではなく前方を見ます。前方を見ることで骨盤が起きるそうです。次に図の様につま先で床を立つ様に踵を曲げた四つ這い姿勢をとってください。
この姿勢で左右の膝を1cm上げます。ゆっくり、左右5カウントで5回繰り返します。注意点は、腰で上げます。膝下で上げずに腰で上げます。そしてゆっくりです。毎朝。
効果は骨盤の動きを作っているのだと思います。
④寝起き時の足の甲交互伸ばし
寝起き時のベットやお布団のままで足の甲を交互に伸ばします。大腿四頭筋から骨盤まで連動していることを意識しながら、左右交互にゆっくり計60回です。毎朝。
明らかに改善している
通院から数週間、まだ痛みはありますが一万歩歩けました。屈んだり、靴紐を結ぶのも出来る様になりました。偶にですが電車のシートに座る時にスクワットの姿勢で座る事が出来ます。以前はお尻から落ちる(尻もち)様に座わり、股関節が痛くて我慢が出来ませんでした。改善していると思います。
写真は成田のホテルで食べたオムレツです。トリュフのソースが最高に美味しかったです。