こんにちは、エイコク堂です。
先週のこと、娘の誕生日にプレゼントとして「Olympus PEN-D」を贈りました。
10月の京都旅行中に、四条の雑貨屋さんの店内で、ウインドウに飾ってあるハーフカメラに目が釘付けになっている娘を見たからなんです。
聞くと去年も悩んだらしい。そうか〜こっそり買ってプレゼントしよう。
(女性の嗜好品類は妻に任せて、私は私の趣味に合う方を担当しました)
機種に拘りはなかった様です。
雑貨屋さんのケースにはRICOHとOlympusが飾ってありました。
私が勝手にPEN-Dにしたんです。
Pen の中では「大口径」「焦点調整」「電池交換不要のセレン電池の露出計内蔵」です。
赤ベロが出て撮れない、残念!よりも、使い熟せす方が理系頭の娘に合っていると勝手に判断しました。
11月は仕事で行く先々でPEN-Dを探しました。
PEN-EEシリーズは結構見るんですが、動くPEN-Dはなかなか見つからなくて...。
完動品PEN-Dを買ってきた!
ネットでも検索しました。
問い合わせると、セカンドハンドなので現品を確認してから販売したいという誠実な中古カメラ屋さんが意外に多いことを知りました。
従って、遠方のカメラ屋さんは対象外。
十数軒目の神奈川のお店でやっと見つけて、早速程度を確認します。
セレン光電池も動いているし、シャッターも良好、見える範囲は綺麗です。
外装は仕方ありませんが、サビもなく良品の部類だと判断しました。
保証はありませんが、フイルム一本を取り切る迄待ってくれると言うのです。
駄目なら返金すると。
買ってしまいました。
駄目なら自分で使おうつもりもあったんです。
横浜駅で途中下車してジョイナスのカメラ屋さんでフィルムを買い込みました。
帰宅の電車でニヤニヤしながら見ていると、セレン光電池の露出計がEV8以上振れません。
小雨模様の空でしたがEV10位は行くはず。と不安になります。
まぁ、とりあえず一本撮ってみよう!
そして、一本撮りきって現像CD書き込みをパレットプラザに依頼しました。
パレットプラザってハーフもFIJICOLORならやってくれるんですね。1,242円でした。
一本撮ってみて
・セレン露出計は狂っている。晴天でEV10を表示する。
13〜14のはず。セレンか電気的不具合かはわかりません。
・大口径レンズだが開放は使わない。
・距離でピントを合わせるのは意外に大変。←個人的には最大の難点です。
・真横に近い側光でもフレアが入る←下手なだけ
一枚一枚撮影毎にデータを記録してみて、
基本はEV13で、F8,1/125ぐらいが丁度良さそうだとわかりました。
この条件がベターって当たり前じゃん。
実際、F11位で下の写真の多くを撮りました。
このカメラはスナップ写真メインなので絞り目で撮るパンフォーカスが良さそうです。
直接ヘリコイドを動かすクリックストップする距離は1.2m、3m、5mですが、
意外に合わせるのが難しかったので、
F値でパンフォーカスするのはどのくらいの距離なんだろう。と言うわけです。
感覚的にはF8で6m位でしょうか。
さて、神奈川のカメラ屋さんの連絡して、セレンの故障を伝えて、もう一本試させて頂きました。
このフィルム一本の試し撮りの間にα7Ⅱを買ったりしたので、
頭が混乱して、ピント設定は忘れる、逆光は忘れるなど散々でした。
試し撮りになってないし...。
PEN-Dを選んだ自分を呪いながら呟いたら、
相互フォローしている東京のフィルムカメラ修理専門店さんが修理を申し出て下さいました。
本当に嬉しかったんですが、誕生日に間に合わなくて、丁重にお断りしました。
有難う御座いました。
意を決して娘に相談
(内緒のプレゼントと言う前提は崩壊、まぁ大人だからね)
露出計が壊れているけど、どうする?
色々挑戦してみたいから欲しい!! と、言ってくれました。
そして、誕生日にフィルムISO100を3本と一緒にプレゼントしました。
早速、使い方の特訓がその晩から始まったのは言うまでもありません。
行き詰まったら修理しようという事になりました。
(修理しても、私には難しい機種だとわかりましたがね。)
とりあえず、ニューヨーク旅行に持っていくそうです。
雪で無くさなきゃ良いけど。
それまで特訓するそうです。
最近は我が家のカメラ事情の記事が重なりましたね。
明日は食レポの予定です。
今日はこの辺で。
弊Blogをお訪ね頂き有難う御座いました。
今週のお題特別編「今年、買ってよかった物」(2016年を買い物で振り返ろう)