こんにちは、エイコク堂です。
フィルムカメラの「Nikomat FTn」ボディーを手に入れました。7月のことです。
古着屋めぐり中にとあるお店で見つけました。ミラーアップせず、露出計も故障しているみたいでした。インテリア用の小物と言う位置づけで3,000円の表示でした。確かに外観は綺麗です。もう1年間も飾ってあったそうで「カメラとしては機能しませんよ！」と言うのですが、ネゴをして2,000円で買ってきました。（相場は1,000円かな）
お気に入りのレザートートバッグの腹がボテッと膨らんでとても重かったです。いつか直せばイイかなぁ～位の軽い気持ちでした。
目次
- Nikomat FTn の記憶を少し
- Nikon Ai 50mm f1.4sをつけて出掛けました
- 露出計の精度について
- さて、街で試写です
- ソフトシャッターレリーズAR-1
- まとめ
- Nikomato FTnの使用方法記載のBlogの紹介
Nikomat FTn の記憶を少し
Nikomat FTnは、20代頃、仕事でお世話になった◯◯光学工業の設備の係長が持っていた機種なんです。午後からの打ち合わせなのに早めに訪ねると昼休みによく弄っていたのを覚えています。上級機「Fシリーズ」は買えなかったと言っていましたね。
話を戻して、今年の同じ7月にPentaxMesuper（完動品）を手に入れたばかりだったので、専らPentaxで撮り歩いてましたので、FTnは無水エタノールで掃除して、ボディーキャップだけ買って自室の窓際に飾っておきました。保湿庫に入れてカビが移るのが嫌だったんです。
以降、街歩きで機会があるたびに中古カメラ屋さんを覗くと、完動品（露出計が壊れている個体も）のFTnは高いんです。2万円以下はなかったです。ヤフオクでは安いのに。このモデル、Ｆ値開放の自働補正機構を備えており、測光分布を中央部重点測光にした内蔵TTL露出計のモデルで、何よりガチャガチャとセッチングする所が好みです。ペンタ部にアクセサリーシューが無くスルッとしているのもいいですよね。
▼以前から持っているNikon Ai 50mm f1.4s を付けた写真です
ある時、シャッター切って見るとミラーが動きます。太陽光で固着してた油でも溶けたかな？なんて。何度やっても動きます。
それならばと、電池アダブターを買ってみました。便利なモノがあるものですね。
ネット上で情報を拾い、巻き上げ部を動かして赤丸点が表示される状態が露出計のSWだと分かったのでやってみると針が動きます。壊れていない様です。
動くならば試写してみようと、モルトを張り替えて外に出掛けました。
勿論、モルトの貼替はお初です。カメラの修理はプロに任せますが、フィルム室のモルトの貼替くらいはと挑戦しました。（ミラー部は出来ません）
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実は古いモルトを取るほうが苦労しました。地元商店街の百均で注射を買って、モルトと注射を持っていると見知らぬお兄さんが何故か声をかけて来ました。本当です。商店街の貴金属修理の店主だと言うのですが、話をすると無水エタノールで取れると言うのです。結果、取れませんでした（笑）が、緩くはなったので木串の先で剥ぎ取りました。
Nikon Ai 50mm f1.4sをつけて出掛けました
以前から持っているNikon Ai 50mm f1.4s（レンズフードHR-1はラバーフードです）
（パンの様な手でスミマセン）
露出計の精度について
FTｎのファインダー内の露出計は黒枠内で表示されていて、針がセンターに来れば適正露出らしい。
但し、目盛は上が－で下が＋になっていて、それに気づくまでの最初の10枚位は露出オーバーになってしまいました。（下が＋だなんて）
数値はiPhoneのアプリと同じくらいだったので合っていると思います。
さて、街で試写です
幕張ベイタウンと、近所の学園祭のスナップです。ベイタウンは電柱電線が無いので海外の街の様です。
フィルムは手持ちがこれしかなかったので、ISO400を使用しました。
ソフトシャッターレリーズAR-1
シャッターが押しづらいのでAR-1を購入しました。廃番なので探しました。新橋イチカメラさんで2,800円でした。FTｎより高かったです（笑）
まとめ
操作に慣れませんが、これだけ撮れれば良いんじゃないかと思います。しかし、重いです。ボディだけで約750gあります。サブ機には重いですがいいカメラを手に入れました。手持ちのFマウントが使用できて嬉しいです。
Nikomato FTnの使用方法記載のBlogの紹介
▼こちらのBlogが勉強になりました。
ニコマートFTｎ 機能と操作（使い方）: ニコンカメラの小(古)ネタ
Sub Blog 写真中心のブログです。宜しければご覧下さい。
