山形と言えば芋煮ですが、蕎麦も有名ですよね。
蜜溢石焼き芋から街を散策して、結局蕎麦を食べてしまいました。
もちろん、後悔はありません。
蕎麦を食わずして何を食うのでしょうか。蕎麦ですよね。
今日のお店は「 そば処庄司屋 御殿堰七日町店」です。
山形の蕎麦屋は「庄司屋(しょうじや)」さんです。
江戸時代から続く地元の有名店です。
山形で一番老舗の手打ち蕎麦店で、山形本店と七日町店があります。
訪ねたのは十日町のお店です。
最後までおつき合い下さい。
目次
感染対策について
アルコール消毒は入り口とカウンターや各テーブルに多数設置してあります。空間は広く、テーブルにもアクリル板の仕切りがあり、感染対策はしっかり実行しています。当然、厨房や厨房エリアもしっかり仕切られているので安心です。写真に写るアクリル板にもLINEなどのステッカーが貼ってあり、手をぶつける心配がありませんね。
(2021年7月上旬訪問)
お店の雰囲気
山形市七日町の新名所「七日町御殿堰」にある唯一の直営支店です。素敵なところ。
約150年の歴史を持つ本店の雰囲気をそのまま再現したと店長談。中心市街地らしいモダンな店です。
メニューです。
妻はオススメの天保そばせいろ 1,140円
妻は温かい浸けタレで食べたいということで、令和つけ蕎麦を注文しました。これは温かいのと、冷たいのが付いてきます。
170年の眠りから覚め、現代に蘇る!!『幻の山形天保そば』
1998年のとある日、福島県の旧家の天井裏から「そばの実」がびっしり詰められた《俵》が発見された。時は、江戸時代後期。冷害凶作にみまわれ餓死する者が続出した、世に言う天保の大飢饉の頃。同じ思いを子孫にはさせまいと、貯蔵食として天井裏にその《俵》を保管したのだという。そして、代々言い伝えられ、今日まで大切に保管されていた。まさに、ご先祖が残した宝物であった。
「そばの実」は長さ70cm、直径30cm位の小型の俵に詰められ、更に二重三重の俵で保護されており、それぞれ俵の隙間には木炭と炭の粉がびっしり詰められていた。それは、ネズミなどの食害から「そばの実」を守る為の知恵であった。
発見後、先祖が残した「そばの実」を何とか蘇らせたい。と、国や大学の公的機関に送り発芽試験を依頼。しかし「すべての種子で胚は発芽活性を喪失、成長能力はない。」との報告であった。
それでも、あきらめきれない熱意と、その「そばの実」約100グラムを運命的に引き継いだ「保存の会」のメンバーらがこの試みに挑戦したのである。専門の公的機関でも全く発芽する気配すら見せなかった天保そばを、見事に発芽させた。天保そばが山形の地で蘇ったのだ。
他品種と交配しないよう、日本海に浮かぶ飛島の畑で種子を採取、山形市内の畑で栽培した。収量は徐々に増加。
そして、十年間、試行錯誤を重ね、ついに、店頭販売できるまでの収量を確保するまでになったのだ。
天保そばとは、そんな謂れのある幻のそばなのである。
出典元:https://www.sakaiseimen.com/?mode=f18
私は相盛り板天 2,380円
私はちょっと贅沢なお品を選びました。運転してたので妻のオススメです。
つけ汁は辛汁。土佐鰹の本節、利尻昆布を使った伝統の味らしい。た、た、たしかに辛い。
やぶそばとさらしなそばの相盛です。やぶそばはといちそばです。そば粉十割つなぎ一割りで、蕎麦の香りが強い。喉越しも良いです。
蕎麦の実の中心にある更科粉。この更科粉を使った江戸風そばです。山形の味?って感じですが、淡い甘みが美味しいです。でも東京の蕎麦だよね、これは。
そして天ぷらです。この天ぷらを揚げていた職人さんはまだ若い感じに見えましたが、マジで美味しい。揚げ具合も歯ざわりも最高でした。
特に車海老が美味い。大きいけど車海老ですよね。
蕎麦湯も言うまでもなく、美味しい。
食べ終わって
こういうお店が仙台にはたくさんあるそうですよ。ご馳走さまでした。 次回は何を食べようかな。
その他
おトイレ
トイレは未使用です。
お店情報
店名 そば処庄司屋 御殿堰七日町店
住所 〒990-0042 山形市七日町二丁目7-6
電話番号 023-673-9639
定休日 不定休(WEBサイト、店頭でお伝えいたします)
営業時間 11:00~21:00(LO 20:30)
備考
カメラ
★28mm F2.8と言う明るい単焦点レンズのカメラですが、クロップで35mmと50mmで撮ることが出来ます。テーブルフォトでは綺麗に撮れます。オススメです。
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