仙台で生活するにあたり自転車を買い揃えました。人生初の電動アシスト自転車です。
千葉にも愛車ママチャリを残してきましたので、偶の帰省や留守宅を守る家人たちが利用することで朽ちることなく活用されると思います。
知らなかったのですが、仙台の中心部は「杜の都の自転車プラン計画」の則り、とても自転車が走りやすい環境と分かり、今回は両輪駆動式の電動アシスト自転車を夫婦で買い揃えました。
前回、千葉で通勤用ママチャリを購入したのは2016年と2017年でしたので、5年間の自転車の進化を体感してます。
我が家で購入したブリジストンサイクルの電動アシスト自転車2台の紹介と、乗り方とやってはイケナイ乗り方を紹介したいと思います。
少々、情報多めですが、最後までお付き合いをお願い致します。
千葉での自転車購入歴はほぼほぼセオサイクルでしたが、仙台ではハヤサカサイクルにお世話になりました。
記事目次
- 買い物向け電動アシスト自転車 フロンティア デラックス(26インチ・3段・両輪駆動)
- 学生のための電動アシスト自転車 アルベルト e(27インチ・3段・両輪駆動)
- 正しい電動アシスト自転車の乗り方(やってはイケナイ乗り方も)
- 総括っぽく
- 千葉で購入した普通の自転車の記事はこちら
買い物向け電動アシスト自転車 フロンティア デラックス(26インチ・3段・両輪駆動)
◉またぎやすくて、なが~く乗れる。普段使いにぴったりの両輪駆動。
▼妻用です。つまり女性向け。フレームが下に湾曲していますので、跨ぎやすくて乗りやすい。とってもお洒落です。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉一充電での走行距離とメーカー希望価格と重量
▼距離的には十分です。10kmくらいの距離ならば週に一度も充電する必要はありません。重さは流石に重いですので、二段式機械駐輪場の上段には載せない方が良いでしょう。お値段は少々高いですが、電動アシスト自転車は安いのよりも、この程度の価格帯の方が安心だと思います。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉女性が乗り易いステップスルーフレームが低くて乗り降りし易い
▼ステップスルーとは分かり易いネーミングです。足がスルッとスルーしますよ。本当に乗り降りし易いです。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉両輪駆動は前輪が引っ張るから走り易く、走りが安定、長所がいっぱい。
▼夢の両輪駆動は前輪が前進するので安定の走りを実現します。便利です。でも時々止まっても前輪が引っ張ることがあるのでブレーキから手を離さない様にね。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
▼こんな登りや下りでは本領発揮します。仙台城跡の登り坂を登るときは本当に便利で楽でした。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉両輪駆動はモーターブレーキが効きます
▼充電がある内は長い下り坂で左手ブレーキを握ると前輪のモーターブレーキが効き、スピードを抑制しますので安心ですね。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉両輪駆動は走りながら自動充電するので長く乗れます。
▼走りながら自動充電ってプリウスと同じじゃないか。すごーい!長く走れますよ。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
☆フロンティア デラックスの装備が凄い
◯安全・環境基準適合者 BAAマーク と 3年間自転車盗難補償
▼当たり前の様に付いてますが~一万円くらいの格安モデルには付いてませんので確認してから購入することをお勧めします。そして、盗難補償が付いています。自転車はやはり鍵の掛け忘れや、自転車ごと持って行かれる盗難が多いですので、この補償は本当に有難いです。ただし、鍵が全部揃って居ないイケないという条件がありますので大事にしてくださいね。
今日紹介する電動アシスト自転車にはハンドルロックが同時に掛る、一発二錠 (BSロックⅢプラス、スペアキー対応)機構が付いていますのでより安心ですよね。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉フロントブレーキはツーピボットキャリパーブレーキ
▼キャリパーブレーキは、ホイールのリムをパッドで挟んで制動するリムブレーキで、ロードバイクに使用している制動力のやや高いブレーキです。特徴はスピードコントロールがし易しやすいです。ツーピボットはブレーキアーチの作動軸が独立しており流行りのシステムです。
◯リアブレーキはフィン付きローラーブレーキ
▼フィン付きローラーブレーキは型式にもよりますが、フィン無しより1.3倍の制動力があり メカニカルディスクブレーキに近い制動力があります。フィンはブレーキ作動中に発生する熱を効率良く放熱し注入されているグリスの持ちを2~5倍にさせるらしいです。
◯アルミ製のタフフレーム
▼アルミと言えば軽量です。だから取り回しが楽。10万回のJIS疲労テストをクリアしているそうです。ぶっといアルミとこのこってりと盛った溶接痕がその証明です。
◯カーボンベルトドライブ
▼カーボンベルトドライブは普通のチェーンと違い、まず外れません。錆びません。注油もいりません。メンテナンスはほとんど要らないので不安は無いですよ。
◯パンクに強いタイヤを装着
▼パンクプロテクターやチューブガード構造を搭載した、異物が刺されにくくチューブの磨耗を防ぐ仕様になっているそうです。
◯錠前
▼一発二錠 (BSロックⅢプラス、スペアキー対応)です。後輪のロックを掛けると、同時にハンドル側のロックが掛かります。一発二錠と言う訳です。便利で盗難防止に最適な仕組みです。
◯ソーラーテイル
▼太陽光で充電して走る出すと自動点滅します。停止時も一分間点滅する為、信号待ちでも安心です。とにかく目立ちますよ。
◯空気ハミル君
▼タイヤの空気が減ってくると赤いサインが表示します。空気を入れるタイミングがわかります。電動アシストなので多少減っても走ってしまうんで、見えるサインが必要なんですね。
◯コンフォートグリップと内装3段シマノグリップシフト
▼シマノの内装グリップシフトはイボイボ部をグリッと回してシフトチェンジをします。グリップも柔らかくて本当に握り易いですよ。
◯ふっかふかサドル
▼とてもふっかふかです。指で押してもソファの様に埋まります。お尻が痛くなることはないですね。
◯ワイドドレスガード
▼女性のドレスが巻き込まれない様に幅の広いガードが付いています。男性用には無いのです。
◯クラス27キャリヤ
▼自転車の後輪上の荷台のことで標準装備されています。男性用には付いていません。最大積載質量27kgまで対応しています。子供同乗器取り付けOKですが、全部で27kg迄ですので注意が必要です。写真の荷台はほぼ水平に付いていますね、これが正しい荷台の姿です。
◯電動アシストの手元切り替えスイッチ
▼アシストドライブ 4走行モード(パワー-オート-エコ-アシストオフ)です。写真は保護のカバーをつけていますが、手元スイッチスマートワンタッチパネルです。左手指で切り替え可能です。写真のFL表示はフル充電されている状態です。
◯オーバルバスケット
▼ステンレスバスケットです。サビにくいので綺麗なままで使用ができます。幅40cm×奥行32cm×高さ24.5cm(上面)です。
◯バッテリーと充電器
▼バッテリーの交換目安・充電回数 (標準パターン) 700~900回です。バッテリー方式はリチウムイオンバッテリーB200型。ブリジストンサイクルの中では大型のバッテリーです。容量 223Wh 6.2Ah 36V。充電器 方式 スタンド式 AC100Vで充電時間 約2時間30分掛かりますが、途中で補充するケースが多いので実際にはもっと短い時間で充電可能です。
▼サイズは24型と小さめですがリンクを貼っておきます。
◯フロンティアのカタログ概要を添付しときます。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
学生のための電動アシスト自転車 アルベルト e(27インチ・3段・両輪駆動)
◉基本性能はフロンティア デラックスと同じ
▼通学中のトラブルリスクを減らす。学生のための電動アシスト自転車。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
◉一充電での走行距離とメーカー希望価格と重量
▼距離的には十分です。やはり女性用のフロンティアデラックスとは走行距離が異なりますね。アルベルトeの方が重いので距離が短いのでしょう。車重は流石思いですので、二段式機械駐輪場の上段には載せない方が良いでしょう。お値段は少々高いですが、電動アシスト自転車は安いのよりも、この程度の価格帯の方が安心だと思います。
▲▼上がアルベルトe、下がフロンティアデラックスです。比較してみてください。
引用元:ブリヂストンサイクルHP
☆アルベルトe の装備も凄い
◯アルミ製のタフフレーム
▼フロンティア同様にアルミの耐性は同じです。耐荷重と27kgのリアキャリアを付けること出来る仕様担っています。
◯カーボンベルトドライブ
▼カーボンベルトドライブは普通のチェーンと違い、まず外れません。錆びません。注油もいりません。メンテナンスはほとんど要らないので不安は無いですよ。
◉フロントブレーキはスマートコントロールブレーキ
▼男性が乗る為か前出のフロンティアのピボットブレーキよりも制動力のあるブレーキが搭載されています。車体だけで26.5kg、体重100kgの人が乗った場合の微妙なブレーキコントロールが難しい為に生み出されたスマートコントロールブレーキが付いています。普段はカバーされていますが、外観は制動力のあるVブレーキのような形をしていて、中間にピボット、倍力装置みたいなものを付いてます。裏に隠れた小さなパンタグラフを動かす感じで、アームも支点から作用点までの距離があり、効果がありそうですが、自分でのメンテは出来なそうですね。
◯リアブレーキはフィン付きローラーブレーキ
▼前出のフロンティアと同じ、フィン付きローラーブレーキです。フィン無しより1.3倍の制動力があり メカニカルディスクブレーキに近い制動力があります。フィンはブレーキ作動中に発生する熱を効率良く放熱し注入されているグリスの持ちを2~5倍にさせるらしいです。
◯更にパンクに強いタイヤを装着
▼通学用に上位モデルを装着しています。パンクプロテクターやチューブガード構造を搭載した、異物が刺されにくくチューブの磨耗を防ぐ仕様になっているそうです。
◯頑丈ホイールと空気ミハル君
▼綺麗なままで快適に走ることが出来る頑丈ホイールにステンレス強化スポークを使用しています。そして空気ミハル君は先出のフロンティアの記載をご覧ください。
◯スーパーコンフォートサドルⅣ
▼滅茶苦茶柔らかいサドルです。
◯ノンスリップペダル
▼革靴でも滑りにくいノンスリップペダルです。こう言う配慮が嬉しいです。
◯錠前
▼一発二錠 (BSロックⅢプラス、スペアキー対応)です。後輪のロックを掛けると、同時にハンドル側のロックが掛かります。一発二錠と言う訳です。便利で盗難防止に最適な仕組みです。
◯前ライトと、バスケット
▼ライトはワイドスーパーバッテリーランプは前方から足元まで広範囲に照らします。そして、バスケットは落下防止のメッシュ板が底部に付いたステンレスワイヤー&パンチングメタルバスケット。小物が落下しない構造になっています。
◯バッテリーと充電器
▼バッテリーはB400で2台とも同じ。交換目安・充電回数 (標準パターン) 700~900回です。バッテリー方式はリチウムイオンバッテリーB400型。ブリジストンサイクルの中では大型のバッテリーです。容量 361Wh 14.36Ah 36.5V。充電器 方式 スタンド式 AC100Vで充電時間 約4時間10分掛かりますが、途中で補充するケースが多いので実際にはもっと短い時間で充電可能です。
▼自転車屋さんには同じバッテリーなので便利だよ!って言われました。男性用のアルベルトeと、女性用のフロンティアデラックスでは車重が違うし、乗り手の体重も違うので、別々に充電する機会が多く、実際に充電器は1台でほぼ済んでいます。でも、充電器は1台に一機付いて来るんで、収納は場所をとりますよ。バッテリーと充電器の共通化で選ぶ必要は無いと思います。
◯アルベルトeのカタログ概要を添付しときます。
正しい電動アシスト自転車の乗り方(やってはイケナイ乗り方も)
電動アシスト自転車と、普通の自転車の乗り方は異なります。普通の自転車と同じ乗り方をすると、アシスト力が弱かったり、思った以上に加速したりしますので確認してください。電動アシスト自転車は電気の力を借りて走る乗り物です。
◉正しい乗り方(私が自転車購入時に教わった方法)
1.後輪サークル錠を開錠する。このBlogで紹介した2台は同時に前輪のハンドルロックも解除されます。
2.スタンドを上げる
3.サドルに座る
4. ペダルを踏まずに、左グリップ側の電動アシスト電源スイッチのエコにする(紹介した2台の場合)
5.ペダルを踏まずに、右グリップ側のシマノグリップシフトを1速に入れる(2速、3速で張り出すと初動にアシスト力を必要とするために、電動アシストが強く働き、急加速し危険な場合があります。面倒ですが必ず1速から動き出すこと)
6. ペダルを踏んでゆっくり走り出し、右グリップのシフトを2速、3速など適度な位置にシフトアップする
◉やってはいけない乗り方
1. ツーツー乗り・けんけん乗り(片足でペダルをこぎながら助走をして反動をつけてサドルにまたがる乗り方です。電動アシスト自転車でこの乗り方を行うと、片足でペダルを踏めばそれに応じてアシスト力が出ますのでどんどん加速してしまい乗り込む時に大変危険なのです)
2. 前輪のみのブレーキ(前輪ブレーキの制動力が高いので、必ず後輪ブレーキから掛けましょう。片手ハンドルで右手ブレーキが危険な事が分かると思います)
◯私の乗り方勘違い
1. 通勤用の普通のパパチャリに乗っていましたので、やや前傾姿勢での乗り方が主でしたが、通勤通学用の電動アシスト自転車は全く前傾姿勢の必要がありません。買い物自転車の様に座り込む乗り方で良いのです。
2. 自転車を降りて押して移動する時に、アシストスイッチが ON のままの時、アシスト力が働き勢いが付く時があり注意して押しています。特に横断歩道で待機する時、または降りて向きを変える時に注意しています。
総括っぽく
フロンティアデラックスとアルベルトeはどちらも2020年モデルです。電動アシスト自転車は新しいモデルがオススメです。現に2020年式から下り坂自動回復充電機能の改善を実施しています。
フロンティアと、フロンティアデラックスはバッテリー容量の違いです。やはり大きい方が良いですよね。
あとは乗車のポジションニングですが、サドルの高さはあまり高くする必要はありません。膝を伸ばして漕ぐ必要がないので、サドルに座り込む感じで軽く乗れてしまいます。ただ、私の場合は前傾姿勢に体が慣れているためか、サドルを少々高めにして乗っています。慣れない姿勢が一番疲れますからね。
電動アシスト自転車はとにかく車重が重いので、直進性の良い26インチ、もしくは27インチがオススメです。
仙台の街に住んでついつい車での移動が多くなりがちですから、健康のためにも歩きや自転車が良いです。冒頭で記載した様に仙台では震災後に自転車の利用増えたそうです。買い物や外食にはとても便利です。
今日はこの辺で。弊Blogをお訪ねいただき有難うございました。
千葉で購入した普通の自転車の記事はこちら