仙台市青葉区上杉。落ち着いた大人の空気が漂うこの街に、私のお気に入り「酒場しるく はなれ」はあります。今回で3度目の訪問。一人の夜も良いですが、今宵は妻を伴っての酒宴です。暖簾をくぐると、いつもの温かい雰囲気が迎えてくれました。
酒場しるくはなれ
乾杯と共に運ばれてきたのは、お通しのバゲット。上にはミートソースのような濃厚な具材がカナッペ風に乗せられています。これがまた、ビール泥棒な美味しさ。カリッとした食感と肉の旨味だけで、気分はもう満腹に近づくほどの満足感。さて、上杉の夜、楽しい宴の始まりです。
仙台市青葉区上杉の路地裏に佇む、大人のための隠れ家酒場。看板メニューは、丁寧にとったおでん出汁が染み渡る「肉吸いだし巻き」や、見た目も美しい「ウフマヨ」などの創作料理です。赤星や厳選日本酒はもちろん、こだわりの茶葉を使用した日本茶も充実しており、お酒を飲まない方でも楽しめる懐の深さが魅力。温かな雰囲気の中で、旬の食材と美酒をゆったりと味わえる名店です。


まずは、「赤星」ことサッポロラガーの中瓶で、喉を潤しながら乾杯の準備。妻は、ここに来ると必ず頼む「静岡産抹茶入り玄米茶」を。お酒を飲まない人にも嬉しい、こだわりの茶葉が3種類も用意されているのが、このお店の優しさであり、妻のお気に入りポイントでもあります。

これはお通しです。写真は大きく撮っていますが、バケットにチリ?かなミートソースかな?、ミートソースかな、とにかく美味しいです。

まずは前菜として、少しおしゃれな一皿を。「ウフマヨ」と「2色のポテトサラダ」の合い盛りです。 「ウフマヨ(ウフ・マヨネーズ)」とは、フランスのビストロの定番料理で、「ウフ」はフランス語で「卵」のこと。とろりと半熟に茹でられた卵に、お店特製のマヨネーズソースがたっぷりかかっています。 そして「2色のポテトサラダ」。これは、異なる味付けや具材で作られたポテトサラダが一皿に盛られており、味のコントラストを楽しめる人気メニュー。卵のコクと、ポテサラの食感が混ざり合い、最高の滑り出しです。

続いては、鮮度が命の「本日のお造り盛り合わせ」。 この日は、淡白ながら旨味のある白身、濃厚なマグロ、そして季節を感じるカツオの三点盛り。どれも角が立っており、新鮮そのもの。日本酒が欲しくなる味わいです。




そして、本日のハイライトの一つ「肉吸いだし巻き玉子」。「しるく」さんはおでんが美味しいお店としても有名ですが、その自慢のおでん出汁をベースにした「肉吸い(牛肉のお吸い物)」の中に、なんと大きな「だし巻き玉子」が浸かっています。 おでん出汁の優しくも深い味わい、牛肉の脂の甘み、そして出汁をたっぷり吸ったふわふわの玉子焼き。これらが三位一体となり、口の中でジュワッと広がります。心も体も温まる、絶品の一皿です。

ここで堪らず日本酒へ。スタッフさんにお薦めいただいたのは、「ほでなす」の純米原酒。宮城の方言のようなユニークな名前ですが、味は本物。原酒ならではの力強い旨味とキレがあり、料理の味をさらに引き立ててくれます。


妻は、待ってましたとばかりに「おでん3種盛り」を。味がしみしみの大根、じゅわっと溢れるがんも、そしてお楽しみが詰まったきんちゃく。どれも出汁の香りが素晴らしい。

そして私の締めくくりは、お気に入りの「いかぽっぽ」です。 イカを丸ごと焼いたこの料理、香ばしい醤油の香りと、プリプリとしたイカの食感がたまりません。噛めば噛むほど旨味が出る、酒飲みにはたまらない永遠のアイドルです。

3度目の訪問も、新しい味の発見と変わらぬ美味しさに感動する夜となりました。 お酒を飲む私も、お茶を楽しむ妻も、二人ともが大満足できる「酒場しるく はなれ」。上杉の夜を彩る、大切なお店です。
店名 酒場しるくはなれ
住所 〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉3丁目1−10 103
電話番号 070-9118-6690
定休日 火曜日・水曜日
営業時間 17時〜23時
備考


