ふと、あの優しい味が恋しくなり、一人で車を走らせ「伊藤商店 泉ケ丘店」へ。気づけば、これで6回目の訪問です。仙台に「朝ラー」文化を根付かせた喜多方ラーメンの名店は、いつ訪れても活気と出汁のの良い香りに満ちてています。今日は数あるメニューの中から、スープの旨味をじっくり味わえる「金の中華そば」を。心と体を満たす、お気に入りの一杯をご紹介します。
伊藤商店 泉ケ丘店
「伊藤商店」さんの大きな特徴は、なんといっても朝7時から営業している「朝ラー(朝ラーメン)」文化を仙台に広めたこと。朝からでも食べられるよう計算された、あっさりしながらも深みのある喜多方ラーメンは、多くのファンを魅了し続けています。
麺は喜多方ラーメン特有の、平打ち熟成多加水麺。つるつる、もちもちとした独特の食感と、緩やかなちぢれがスープとよく絡むのが特徴です。


伊藤商店の二大看板が「金の中華そば」と「白の中華そば」。それぞれの違いは以下の通りです。
○金の中華そば(きん)は、豚骨・鶏ガラをベースに、煮干しなどの魚介出汁を合わせた、黄金色の透き通ったスープが特徴。あっさりとした口当たりながら、幾重にも重なった出汁の旨味と深いコクを感じられる、伊藤商店の基本の味です。朝ラーにもぴったりな、優しい味わいを求める方におすすめ。
○白の中華そば(しろ)は、「金」のスープに、上質な豚の背脂をたっぷりと加えた一杯。背脂の甘みとこってりとしたコクがプラスされ、よりパンチの効いた味わいになっています。ガツンとした食べ応えや、濃厚なラーメンが好きな方はこちらがおすすめです。
6回目の訪問となる今回、私が選んだのは「金のエビワンタンそば」とサイドメニューの「温玉丼」です。
運ばれてきた瞬間、煮干しの良い香りがふわりと立ち上ります。黄金色に輝くスープを一口すすると、優しいながらも、動物系と魚介系の旨味が複雑に絡み合った深い味わいが口いっぱいに広がります。これぞ「金」、何度食べても飽きない完成されたスープです。
主役のエビワンタンは、皮がつるりとしていて喉越しが良く、中にはプリプリのエビが丸ごと一尾入っています。ワンタンがスープの旨味を吸い、噛むとエビの風味が弾ける、まさに至福の味わい。もちろん、もちもちのちぢれ麺との相性も抜群です。



ラーメンのお供に最適なのが、この「温玉丼」。白米の上に、とろりとした温泉玉子と、ラーメンにも使われているチャーシューの切れ端、そしてネギが乗ったシンプルな構成です。醤油を少し垂らし、黄身を崩して全体をかき混ぜていただくと、まろやかで優しい味わいが口に広がります。ラーメンのスープを少し入れて、おじや風にして食べるのもおすすめです。


いつ訪れても、期待を裏切らない安定の美味しさ。だからこそ、気づけば何度も足を運んでしまうのでしょう。あっさり気分の日は「金」、こってり気分の日は「白」と、その日の体調や気分で選べるのも大きな魅力です。
心も体も温かく満たしてくれる一杯。ごちそうさまでした。また近いうちに、7回目の訪問をすることになりそうです。
最後までお読み頂き有難うございました。
お店情報
店名 伊藤商店 泉ケ丘店
住所 宮城県仙台市泉区泉ヶ丘4-8-25
電話 022-739-8287
営業時間 7:00~15:00(スープなくなり次第終了)
定休日 水曜日
備考

