元楽天の山﨑武司(現野球解説者)選手がテレビで「ここのお店、お世話になってるんです」と話しているのを見て、機会があればとメモっておいた、とっておきのお店です。正直、普段使いするにはちょっと勇気がいるお値段なのですが、ここの料理を食べたら「最高!」って思えるくらい、とにかく絶品なんです。すっかりファンになってしまい、何か会食や自分へのご褒美に、と理由をつけては足を運び、気づけば5回目のお邪魔になりました。
旬の味 花板
そしたら、なんとこの日、カウンターの端っこで大将と楽しそうに話している山﨑さんご本人が…! 思わず二度見してしまいました(笑)。そんな最高の夜に奮発して頼んだ10,000円のコースが、また格別でした。
花板さんは、ミシュランガイドで一つ星を獲得したこともある、仙台を代表する和食の名店です。素材そのものの味を活かす、という想いを大切に、出汁や調味料には一切の添加物を使わないというこだわり。だからこそ、どの料理も口にするたびに、じんわりと体に染み渡るような優しい味わいなのです。


スターターは生ビールにしました。

まずは解禁されたばかりのじゅんさいから。ちゅるんとした独特の喉越しが夏の訪れを感じさせます。この一品で「ああ、今夜は最高の一日になるな」と確信しました。この可愛いまん丸の正体はとうもろこしの揚げ物。サクッとした衣の中から、コーンの甘みがジュワっと溢れ出します。


蓋を開けた瞬間に広がる、極上の出汁の香り。まさかのスッポンです!五臓六腑にじんわりと染み渡るような、滋味深く優しい味わいに、思わず深呼吸しました。


本日の主役が登場!半身とは思えないほど、身がぎっしりと詰まった毛ガニです。しばし無言になるほど夢中で堪能。濃厚なカニ味噌が、たまりません!


これだけ美味しい肴が揃ったら、日本酒しかありません。岩手の銘酒「赤武」の夏酒を。キリっとした爽やかな飲み口が、繊細な料理の味をさらに引き立てます。


大将の丁寧な仕事が光るお造り。ねっとり甘いマグロに、歯ごたえ最高のホッキ貝。どれも新鮮そのもので、一切れで日本酒一杯いけちゃうくらいの美味さです。


夏酒が美味しすぎたので、定番の赤武もおかわり!うまい肴を前にすると、お酒のペースもついつい上がってしまいます。


続いては穴子の白焼き。皮目はパリッと香ばしく、身は信じられないくらいフワッフワ。口の中でとろけるとは、まさにこのこと。わさびが良い仕事をします。そして、出汁がよーく染みた熱々の煮物だけでも最高なのに、その上にはまさかのウニ!ウニの濃厚な甘みが口の中で合わさる、贅沢すぎる一品でした。


そして〆の時間!見てください、この輝く筋子と濃厚な卵黄。最強の卵かけご飯セットです。醤油をひと回しして頬張れば、もう言葉は要りません。感無量です。





ちなみに相方はこちらの「うにいくら丼」を。キラキラと輝く、まさに海の宝石箱!一口もらえばよかったと、今見ていても後悔するほどの美しさでした。

最後の甘いものまで、もちろん手抜きなし。ひんやりとしたデザートが、美味しい料理とお酒で火照った体を優しくクールダウン。最初から最後まで大満足でした!

美味しいものを食べると元気になります。あと5年は働けるかな。どれもとても美味しかったです。ご馳走様でした。
電話 022-261-2643
住所 〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目3−9 第三藤原屋ビル 1F
営業時間 17:00 ~ 22:00(ラストオーダー)21:30
定休日 日曜日
備考



