先日のかつ丼の紹介エントリーの続きです。
生憎の雨模様ですが、目的の登米町の歴史的建造物の界隈にやってきました。蔵の町商店街から徒歩圏内です。
みやぎの明治村「登米町」は宮城県北東部にあり、町の中央を東北の大河北上川が流れ、東に北上山地、西にはお米のササニシキ・ひとめぼれのふるさとである豊かな田園地帯が広がる静かな町なのだそうです。雨に濡れた明治の建物を撮ってきました。最後までお付き合いをお願いします。
先日の登米市のエントリー ⬇︎
みやぎの明治村 教育資料館
明治21年(1888)、二年半の歳月をかけて落成した旧登米高等尋常小学校(現教育資料館)。
木造二階建て、素木造、屋根は寄棟造り棧瓦葺きで平面はコの字形である。正面校舎中央にバルコニー式の玄関が突き出している。バルコニーのある玄関ポーチの部分だけ、当時から白ペンキ塗装使用であった。そのバルコニーの柱の柱頭はギリシャ建築のイオニア式を簡略化したもので飾られている。ペディメント(三角破風)は、閉じずに左右に流れており完全なペディメントは構成していない。両翼校舎の先端には平屋造り半六角形の昇降口(六方という)があり小屋組みはトラス構造で複雑なつくりが特徴である。教室の前面には、吹抜けで欄干をもつ廊下が付けられており、明治の学校建築の特色を残している。また、教室の窓は両側にあり、当時としては大変貴重な板硝子を使用している。
▼校舎の両翼先端は平屋造り半六角形の昇降口(六方という)があり小屋組みはトラス構造
▼欄干をもつ廊下
▼歪んだガラスをなんとか工夫して撮影
最後までお読み頂きありがとうございました。みやぎの明治村へ、しばらく続きます。
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