Nikon Z 50 + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
手持ちのデジタル系は、Nikon Z7 と Z50 と 常用携帯に GRⅢ と お宝 Nikon Df。これらで十分なのですが、60歳と言う男の人生の節目に新たなシステムのカメラを手に入れたいと動いてしまいました。
富士フィルムの中判はとても悩んだのですが、これからレンズ等を色々と買い足すことになるため諦めました。年齢的にはやはり Leica かな。いや、退職や株の整理で、たまたま資金があったので自然消滅する前に注ぎ込みました。
買うならば AF モデルです。年齢的に MF はしんどくなって来ました。SL2も良いですね。Lマウントの可能性も試してみたい。残念ながら仙台のヨドバシには Leica はお取寄せ表示のみで触ることも出来ないので、千葉に帰省した折りに娘を連れ立って銀座に出掛けました。
銀座の Leica 。外国からのレディが何か交渉していました。静かな佇まいのスタッフに SL2 と Q2 を見せて欲しいと依頼し、白い手袋をし丁寧に扱う様を見ながら、全くもって身分不相応だなぁ〜と思いながら説明を聞き、試写を繰り返します。そして、Q2 、とても気に入りました。完成度が素晴らしく高い。いろんなカメラを触って来ましたが工業製品の美しさと機能性に魅了されました。昔のフィルムカメラを触った時のあの憧れの様な気持ちの良い感触を思い出しました。
良し! Q2 を買おう!
後日、ヨドバシに行こう…。ポイント還元もあるしな……。
脳内でそんな事を考えていると娘が「えっ、ここで買わないの? 何故? 折角来たのに。買うなら Leica 銀座でしょ。」と言います。
店員さんも「丁度在庫が御座います。銀座店で購入頂ければご損はさせません。」的なことを言います。
店員さんだけなら振り切ることも出来たと思います。娘の「今買わなくても、必ず後で買うんだから、此処で買ったらどうぉ!」の言葉が決め手でした。
入店から僅か30分。人生で一番高額なカメラを買ってしまいました。
最後までお付き合い下さい。
Leica Q2
完成度の高いボディとアクセサリー
▼純正ストラップはサービスです。他にもいろいろ付けて頂きました。
▼購入したのはライカQ2用ハンドグリップ、サムレストブラックと速写カバーと予備バッテリーです。これらはネーム入りの代物でした。あと、液晶保護フィルムは貼って貰いました。
▼マグネシウムボディで防塵防滴仕様。センサーもある程度は埃が混入しにくいのでしょう。
試写と撮り散らかし
▼まずはズミルックス f1.7/28mm ASPHの開放から。f1.7では寂しいかなと思いましたが十分ですね。
▼これは、f2.8。安定していますね。 BWnatです。綺麗です。
▼どう言う訳か白飛びしやすい。有効画素数:4730万画素でコントラストが高いのか。
▼ISO50 75mmクロップ撮影でマニュアルフォーカス。ピントリングが気持ち良い感触です。
▼ISO50 BWhcです。
▼益子のカフェ。マクロ撮影は17mmまで近づけます。
▼仙台市内の壁画。こう言うスナップは楽しく軽く撮れます。
▼ISO6400 隅々までしっかり描写しています。
▼一番町付近
▼東北大学付近
▼サムホイールをプッシュしてISOを変更出来る、この仕組みは最高に使い易いです。
▼榴岡天満宮
▼軽量コンパクトで高画質なまま28/35/50/75mmのクロップが出来るのは楽しい。
▼仙台市錦町付近
▼千葉県習志野市
▼宮城県大衡村
▼ヤマユリが群生
▼手持ちスナップでも濡れた感じは描写しています。
▼1ヶ月使用して抑え気味に撮って、やっと白飛びが少なくなった。DNGの方が階調があるので良いかも。 大衡城跡。
▼宮城県大衡村です。長閑ですね。
Leica Q2 約1ヶ月くらいの使用では使い熟せないですね。 結局マニュアルフォーカスで撮るケースもそこそこ多いです。それは、高精細368万ドットの有機EL電子ビューファインダーの恩恵が大きいです。実に見易い。
そして、多少暗い場面でも明るいf値+手ぶれ補正機能+高感度でブレの少ない撮影が出来ます。
旅やスナップでは Leica Q2、マジな撮影では Nikon Z7 と Z50、食レポや出張にはGRⅢ、Df は宝物という感じでしょう。
最後までお読み頂き有難うございました。