寿司を食べたいと言う家人が総武線沿線で見つけてきた、新小岩のお寿司屋さんに行ってきました。なんでも新小岩には人気の居酒屋があり、そこで教えて貰ったらしいです。店名を教えて貰って予約しましたが「はて?何処かで聞いた店名」だと思っていましたが、なかなか思い出せません。予約日の一週間前に突然思い出しました。拝読するHatenaBlogの中にそのお店はありました。(リンクは貼っておりません)
今日のお店の名は「鮨二代目 太郎」さんです。
さて、寿司は家人共々大好物ですが、やれ「小骨が駄目だ」「貝類は苦手だ」「わさび抜き」と言う神的な家人が我が家には居りますので、食べるとなると一大事なのです。娘は最近は色々克服していますので安心なのですが、それでも「さび抜き」です。さて、どうなるんでしょう。最後までおつき合い下さい。
目次
お店の雰囲気
◯新小岩の駅から少し歩きます
▼新小岩の南口側は大きなアーケードがあり、賑やかな街ですが、そのアーケードをずいぶん歩きます。ほぼ終点の手前って感じです。そして、右に折れて3ブロック程先の右手ですから、往路のシラフ時は遠く感じました。
▼お店の外観です。小さいお店はご主人の目の届く範囲でと言う感じの様です。カウンター席のみ7席です。BGMはJAZZですが、お喋りをするとあまり聞こえません。
注文したお食事
コースは5,000円と6,000円で、どちらもおまかせです。冒頭に書いた通りに、好みが面倒な家人ですが、予約時に6,000円を選び、好みを伝えてありました。
◯栗駒山 特別純米酒 900円
まずは、宮城の栗駒山のお酒。味わうと、軽い香りと旨味が本当に美味しいです。家人はジンジャーエールと冷たい烏龍茶でした。出来るならジンジャーエールとお寿司の組み合わせはやめてほしい。もう大人なのでね。
◯おまかせコース 6,000円
カウンターに着席後、改めて色々お願いすると、店長さんは流石に難儀な顔をしていました。ごめんなさいね。さて、突き出しです。いきなりくろバイ貝ですので、神のは変えてくださった様でした。
▼左の甘エビは昆布締めしてありました。大好きなクロバイ貝は煮付けてあります。筍は柔らかくて味も良い。味はうそを言いませんね。ご主人の腕はかなりのものだと思います。
▼さて、お刺身はホタテからでした。白い器に白いホタテは撮り難いです。北海道噴火湾のホタテは不漁で、宮城のホタテです。
▼かますです。皮だけ炙ってあります。身が厚く美味しそうです。私は山葵をつけて頂きました。
▼北寄貝です。北海道では良く食べる貝で、私も娘も大好き。左の北寄貝は軽く炙ってあるので塩で頂きます。右のは生で歯応えが違います。二つの食感の違いを楽しめるので、やはりコースを選んで正解です。神は別のモノを食べてました。
◯TAROハイ 350円
▼家人と一緒だと、やはり酔いが早く回りますからお酒を変更します。美味しいお刺身を頂いていますので、スッキリしたモノを飲みたいと思い、TAROハイをお願いしました。TAROハイは「酎ハイ」にレモンスライスとすだちを入れたモノで、スッキリして継からのお刺身も楽しめます。
▼かつをのお刺身です。上にのっているのは芽ネギです。山葵ではなく生姜で頂きました。
▼くじらです。少し凍っていましたが、ネトっとした食感が美味しい。イワシクジラだそうです。イワシクジラは大きいクジラだそうですね。
▼マグロの部位を選んで下さいと言われ「大トロ」をお願いしました。店主からのちょっと挑戦的な選択で、逡巡しましたが、滅多に食べない大トロを頂きました。やはりトロットした味が美味しいです。
▼神は中トロをチョイス。3人だと数が半端に残るらしく、私にも中トロが回ってきました。良いこともありますね。
◯播州一献 純米 夏辛 900円
酔うからと言っていたのに、結局日本酒を注文してしまいます。人気の大辛口のお酒だったと思い注文。清涼感が夏のお寿司にピッタリです。
▼焼き物は、鮎の塩焼きとベビーコーンでした。真ん中の細いのはエイヒレでした。鮎の骨はほとんど取ってありましたので、家人達も鰭以外は全部食べられました。私は鰭も食べましたよ。
ベビーコーンはお塩で、コーンの髭も全部食べられます。右の赤いのはトマトのワイン煮です。娘曰く、居酒屋のエイヒレより断然美味しいと言っていました。当たり前だ!
◯特別純米酒 國権 夢の香 900円
そして、もう一合。國権の特別純米酒です。飲んだ感じは夏のお酒と言う感じで、爽やかで飲みやすい。料理を美味しくしてくれました。
▼焼き物に続いては茶碗蒸しです。上にのっているのは穴子。中にはホタテが入っていました。とても熱いです。イクラの濃厚な味わいが旨味を増している様で、フーフーしながら美味しく頂きました。因みに猫舌の娘はアチアチ言ってました。
▼ここから握りです。まずは、いさき。味が付いているので、このまま頂きます。
▼赤貝の握りです。娘とわたしの大好物。このコリコリ感が堪りませんね。
▼ここで小肌です。この〆た味が堪りませんね。神はお代わりする気満々でした。
▼とり貝です。而も生のとり貝。この時期しか食べられない一品ですね。美味しい。
▼蒸しあわびの握り。肝タレが美味ですよ。娘があわびを食べられる程になっていた事を驚きました。肝まで大丈夫でした。
▼大トロの握り。またまた、大トロ・中トロ・赤身からのチョイスして下さいと難題がでました。わたしは又大トロ、神はもう食べられないとギブアップして、娘は自分の大トロと妻の中トロの二貫を食べてました。
▼お茶を頂きます。熱いお茶が美味いです。
◯追加注文 うにの握り
うにはどうやってと伺うと「そのままで握る」と仰るので握ってもらいました。撮ってる間に崩れてしまいましたが、海苔のないうに握りを食べたかった。美味しいです。
▼最後に追加で玉子です。自家製っぽいですね。もうお腹が一杯で記憶がありません。
食べ終わって
途中、他のお客さんが捌けた時に少しお話を伺いました。独立前は船橋のお寿司屋さんの店長をされていたそうで、船橋話に花が咲きました。
板場は店主お一人なので、ゆっくり二時間くらいでコースを頂きます。神が満腹でギブアップしたのは、神が普段から飲まないので、時間を掛けてのんびり食べる習慣がない点もあったと思いますが、量は十分です。もう一方の5,000円のコースも量的には変わらないそうで、次回機会があればお好みで握ってもらおうかと思っています。量・質・お値段のどれも大満足のお寿司屋さんでした。ご馳走さまでした。
おトイレ
トイレは綺麗です。
お店情報
店名 鮨二代目太郎
住所 東京都江戸川区松島3-12-11
電話番号 03-6873-7703
定休日 月曜日
営業時間 17:00~22:30 (L.O 21:30)
備考 駐車場なし・禁煙
カメラ
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