今頃なんですが、平成最後に食べたラーメン店を書きます。ラーメンの美味しさは色々ですが、何処か1軒だけと言われたら、こちらのお店をオススメします。
その名は「ら~麺 あけどや」さんです。
わたしの家人は味の好みはバラバラで、苦手な類の食材もあります。特に妻はいろいろあって、お寿司屋さんに行く時などはとても苦労します。そんな家人が口を揃えて美味しいと言ったお店です。美味しいけれどボリュームが少なかったり、後で味を忘れてしまったりのお店ではありまえせん。勿論、接客が良く、お店は常に綺麗、プライスも丁度良いのです。残念ながら、自宅から気軽に行ける距離ではないので、訪問はまだ3回目です。
美味しいお店なので是非最後までお読み下さい。
目次
お店の雰囲気
外観は綺麗な造りのお店
▼黒や深い赤を貴重としたシックなお店です。お洒落ですね。2013年6月にオープンしたので約丸6年ですが、汚れがありません。飲食店として大事なことですよね。
▼夜営業開始時は外待ちが出来ていましたが、一巡した後なので店頭に人は居りませんでした。綺麗な店頭です。お店の顔が汚れるとブロークンウィンドウ理論を思い出してしまいます。実際、そんなお店が多いですし。
申し分ない接客
▼家人とは席が離れて仕舞いましたが、3人で並ぶなんて無理な事ですので、淡々とご指示のカウンター左隅に着席。家人達は真逆の端でしたので目で話す事になりました。眼の前には京都の有名な製麺所の棣鄂の麺箱があり、目の隅でご主人の調理風景が見える好ポジションでしたが、幸運にも娘の隣が空き、連席と相成りました。嬉しいですね。
前後しますが、入店し食券を購入してからの案内や、言葉使いも優しく、とても気持ちのイイものでした。調理場にはご主人と、若い女性のお二人。お二人とも無駄のない動きで素晴らしいです。お店の雰囲気って、こういうところにも出るんですね。
メニューと、店名 あけどやの由来
▼カウンターには主要なメニューと、店名の由来が貼ってありました。このお嬢さんは今は何年生なのでしょう?厨房の若い女性ではないのはわかります。
メニュー
▼メニューは看板の味噌ら~めんと、淡麗正油ら~めん、味噌には汁無しとつけ麺があります。これだけあれば、家人の好みを満たすと思いますし、どれも美味しい筈です。前後しましたが、ご主人に写真の許可を頂きました。
◯妻は、味玉香味正油ら〜麺 800円
さて、妻は看板の味噌ではなく、淡麗正油の味玉香味正油ら~めんです。本当は味噌を食べたかった様ですが、苦手なもやしを回避した結果です。正油ら~めんはオーソドックスですが、何処かニューウエイブ系を思わせる綺麗なビジュアルです。まず、盛り付けが綺麗です。
トッピングは、レアなチャーシュー2種、メンマ、海苔、白ネギ、青ネギ、柚子の様です。妻がスープを頂くと、思わず「美味しい!」と声を上げています。後で一口飲んだ限りですが、魚介系の旨みと、動物系のイノシン酸を感じます。旨味が攻めてくる様な美味しいスープです。正油ら~めんの麺は食べていませんが、棣鄂製の細麺です。美味しそうですね。これ、味玉が100円ですから、ラーメンだけだと700円です。お値打ちですね。
◯娘は、味玉味噌ら〜麺 800円
娘は悩んだ末に看板の味噌ら~めんにしました。コーンが入って札幌味噌ラーメンの様なビジュアルですが、味わいは全く違います。トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、白ネギ、青ネギ、コーンです。
妻同様に娘も「美味しい!」と一口目から声を上げていました。連れてきて身としては、してやったりです。味噌は複雑で数種類の味噌で纏まっている感じがします。そして、濃厚ではなく、とてもクリーミーな味わい。旨い味噌ラーメンです。
味噌の麺は、同じく棣鄂製ですが、こちらは中太縮れ麺です!モッチリした食感が味噌のボディをしっかり受け留める感じで、上手に纏まっていて美味しいです。
こちらは一緒に提供された味変グッズの柚子生姜です。ほぼ麺を食べ終わってから投入していましたが、更に円やかになり、美味しかったそうです。妻と互いのスープを飲み合いしていました。珍しいことです。
◯チャーシューご飯 200円
三人で共に食べるつもりで注文したチャーシューご飯です。白米にチャーシューが二枚にタレとネギがのっています。シンプルですが美味しい。スープを掛けると一段と旨さが増しました。
◯わたしは限定淡麗塩つけ麺 〜鶏 to 貝〜 1,000円
私はBloggerらしく限定メニューを選択しました。1,000円は高いですが、平成最後の限定麺として頂きました。4月30日までの提供の品でした。あけどやさんの限定麺は美味しいに決まっていますが、〜鶏 to 貝〜とネーミングするのはアメ横の某店の影響でしょうかね~。
淡麗塩つけ麺ですから、味は塩味なわけですが、まずは麺どんぶりから見ます。綺麗な盛り付けの麺どんぶりです。レンゲが手前なのも止む得ないのでしょう。
▼麺屋 棣鄂(ていがく)製の平打ちストレート麺が目を引きます。ここまでの麺を入れて3種類目ですね。
▼トッピングはホンビノス貝、豚チャーシュー。豚チャーシューは少しレア気味でしょうか。
▼こっちのカットは、極太メンマ、ワカメ、刻みネギが豪快にトッピング。メンマは良く味が染み込んでいそうです。
▼ツケだれ丼は塩味ですが旨みたっぷりです。薀蓄には、大山どりの清湯スープに、香味野菜・昆布・浅利・蜆・ムール貝の鶏貝スープだそうです。ワンタンが入っていると書いてありますが、見当たりませんね。こんな時もあります。
▼ホンビノス貝を投入して頂きます。味は付いていると思いますが、この方が断然美味しい。スープは魚介系の味が前面に攻めてきて、しっかりと強めの主張をしています。貝系もいろんな種類が入っているのかな。
▼平打ストレート麺はこのスープをしっかり纏って美味しいです。このシコシコ感が堪りません。
◯つけ麺なのでスープ割
▼つけ麺なのでスープ割りをお願いすると、この状態で出てきました。ネギと胡麻が加えられています。
▼驚いた事に、更に端豚チャーシューも加えられていました。適度にスープで薄められた魚介系の塩スープに変身したツケタレでした。スープ割は必須ですね。美味しかった。
食べ終わって
家人はふたりとも絶賛していました。あけどやさんに連れてきて良かったです。兎に角、レギュラーメニュー、そして限定メニューにスキが全くありません。日曜日限定のメニューもあります。あけどやさん、オススメです。ご馳走さまでした。お腹いっぱいです。
その他情報
◯お手洗い
綺麗な様式のトイレでした。ご安心下さい。
◯お店情報
らー麺 あけどや
住所 千葉県市川市市川南1-2-22 「市川駅」南口から徒歩1分
営業時間 平日 11:30〜15:00 18:00〜23:00
土日祝 11:30〜15:00 18:00〜22:00
共にスープが切れで終了
定休日 月曜日 (祝日だった場合は火曜休み)
カメラ
★28mm F2.8と言う明るい単焦点レンズのカメラですが、クロップで35mmと50mmで撮ることが出来ます。テーブルフォトでは綺麗に撮れます。オススメです。
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