以前の砂場蕎麦のBlogの時にも同じことを書きましたが、日本蕎麦の三大系統、「更科蕎麦」「藪蕎麦」「砂場蕎麦」があります。そのうちの「薮蕎麦」のお店が上野にあります。江戸の昔、1892年に創業の「上野 藪そば」が「PARCO_ya(パルコヤ)」に出店していました。いつも映画を観に行くのですが、食堂階に行ったことがなかったので、全く気づきませんでした。
店名をひらかなの「うえの やぶそば」へ変更し、パルコヤ限定のメニューもあるそうです。この日は映画の前の腹ごしえに家人と立ち寄りました。
今日のお店は「うえの やぶそば パルコヤ上野店」さんです。
最後までお付き合い下さい。
目次
お店の外観
お店の外観から新たなチャレンジをしていることが十分に伝わりますね。
とても凝った綺麗な明るいお店です。
お食事
さて、何をいただきましょう!こちらの店舗でも花番さんと読んでも良いのかしら。もっと気楽な感じですが、接客はとても丁寧でしたが男性でした。
◯刈穂 山廃純米原酒 番外品(秋田県) 730円
まずは当然日本酒ですね。メニューを睨んでもピンと来なかったので、店内を見渡すと壁に特別メニューが張り出してありましたので、そこから選びました。
刈穂 山廃純米原酒 番外品(秋田県)です。こんなお酒が置いてあるんて驚きです。なにせ酒度数+21度と通常の辛口酒とは桁違いの超辛口です。ピリピリ感がありますよ。
◯玉子焼き 770円
まず蕎麦の前から玉子焼きをお願いしました。妻の希望です。とても柔らかく仕上がっていましたので、何か加えているのでしょう。何かなぁ〜
◯あいやき 1,200円
岩手産の鴨ロースだそうです。焼き葱との相性はバッチリです。お酒がすすみます。
◯若竹煮 550円
このはこの時期だけの一品です。淡い薄味の味付けが良いですね。美味しいですよ。
〇焼き海苔 550円
やはり定番の焼き海苔もお願いしました。海苔はパリッと適度に焼いてあり、伝統の海苔箱で提供されました。先日の砂場蕎麦と同じです。一枚ぺろっと口に運んで、冷酒を呑む。最高です。
海苔箱の蓋には「上野 薮」の書いてあります。本店と同じものです。
上の海苔ののっている上の器を取ると、底には炭が入っていました。冷めない程度に温めています。
◯天だね 1,200円
蕎麦屋の天ぷらですね〜色も衣の感じも蕎麦屋そのものです。
◯吉兆雲海(お湯割) 680円
最後はやはり蕎麦焼酎のお湯割です。普通の雲海かと思ったら吉兆雲海でした。芳醇で美味しいです。
こんな組み合わせで蕎麦焼酎のお湯割は提供されます。右のは蕎麦湯ですよ!
この蕎麦つゆのお銚子みたいのに蕎麦焼酎が入ってます。自分で作る楽しさがありますよ。
◯妻はとろろせいろう 930円
千葉産の大和芋を使ったとろろせいろ蕎麦です。我が家では毎晩大和芋のとろろが出ますので、妻が此処でも注文した次第です。かなり粘り気が強いと申しておりました。
〇娘は天ぷらそば 1,810円
途中から合流した娘は天ぷらそばです。海老好きの娘が天ぷらが海老天だと確認してからの注文です。海老天2本で喜んでおりましたが、このお蕎麦はとても熱々で、猫舌の娘は四苦八苦しておりました。
◯私はあられそば 1,700円
わたしは悩みに悩んであられそばにしました。嘗て上野藪蕎麦本店で提供されていた「あられそば」がパルコヤ上野店限定で復刻していました。
貝柱は三重県産の青柳の貝柱が海苔ののって浮かんでいます。強烈な磯の香りがする筈なのですが、淡く薄っすらとした程度でした。熱々で美味しいですが、青柳が沈んでしまうので食べるのは大変でした。
食べ終わって
上野藪蕎麦の殻を打ち破って展開するパルコヤ店はとても楽しめました。本店と変わらない美味しいお蕎麦と蕎麦前が頂けます。特に「あられそば」と「あいやき」が美味しかったです。また、映画のついで寄りたいと思います。
因みにこちらのパルコヤさんには、あの「上野みはし」も出店していました。パルコヤは最高ですね。ご馳走さまでした。
その他
〇お手洗い
和の中にも綺麗な様式を取り入れたトイレです。
〇お店情報
店名 うえの やぶそば パルコヤ上野店
住所 PARCO_ya 上野 〒110-0005 東京都台東区上野3丁目24−6
電話 03-5817-8928
営業時間 11:00-23:00(L.O.フード22:00/ドリンク22:30)
定休日
備考 全面禁煙
カメラ
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