昨日UPした東京タワーを撮る最中に食事をしたお店です。
お店の名は「ご当地酒場 北海道八雲町 浜松町店」さんです。
八雲町と浜松町、個人的には親近感を感じる二つの地名です。八雲町は函館から札幌に行く途中の町で道南出身の道産子ですので当たり前でしょうか。浜松町は入社以来一度も勤務したことのない勤め先の本社があるところで、勤めることなく定年を迎えることでしょう。
さて、今日のお店は北海道八雲町の食材を使ったお店らしいです。珍しさをともなって美味しい晩餐でした。 最後までおつき合い下さい。
目次
八雲町のついて少し説明すると、八雲町は函館と札幌の中間地点にあり、東は内浦湾(噴火湾)、西は日本海に面しています。町と言うので意外でしょうけど結構広い町なのです。北はスキーリゾートで有名な長万部町(ニセコ・毛ガニ)や、せたな町、南は森町(いかめし)に接しています。わたしの高校時代には長万部やせたな町、森町から函館市内に下宿している友人がおりました。
お店の雰囲気
◯お店外観
此処はオフィス街の様な場所なので土曜日の晩は半数以上が休業していましたが、第一京浜沿いで、こちらの看板は目にとまりました。
一階は別の食堂。その食堂のショーケースの左手が入り口です。「原始焼」の暖簾が目印です。さて、「原始焼」って何でしょう。
階段は狭いです。コートを着て、カメラバックを掛けて登るのは少し大変でした。
◯店内の様子
店内はオープンキッチンスタイル。3階席には行かなったので分かりませんが、一階はキッチン前のカウンターと、テーブル席が多数でかなり収容出来そうでした。先客は一組、後客も一組でしたので、雨の土曜日の晩は厳しいでしょうね。
注文したお食事
◯男山 生酛純米 790円
最初は、旭川の名水で醸す北海道の地酒『男山』を熱燗でお願いしました。雨で寒かったしね。
北海道のお酒らしい万人に好かれる味で、米と米こうじだけで醸した生酛純米は辛口のお酒で、お燗をすると味が膨らみます。久しぶりに呑みました。
冷めやすいですが、このアルミの燗酒入れは雰囲気あります。
◯お通し 南瓜のポタージュ 378円
お通しの値段を記載しましたが、このポタージュは凄く美味しかった。土鍋の様なもので大量に作っていました。妻はお代わりをしたかったそうです。
◯塩辛じゃがバター 637円
じゃがいもも八雲町産だそうです。塩辛もそうなんでしょう。この組み合わせは最強ですね。上に掛かっているカツオ節も幅広で美味しそうです。
濃い塩味と発酵食品独特のうま味を持つイカの塩辛が、じゃがバターと一緒になると最高のアテになりました。うま〜い!
◯たまふくら当座煮 486円
八雲町には枝豆の「たまふくら」と言う大豆の煮物です。たまふくらは実家で一度食べたことがありますが、こんなに粒が大きかった記憶はありません。もっちりしていますので煮物向きだと思います。たくさん流通していないと思います。
◯激得刺し盛り2人前 2,138円
激得の差し盛り。2人前からと言われると2人前を注文するしかありませんが、出てきた差し盛りは結構な大盛りでした。食べきれんがな、一人前で十分ですよ。と言いたくなります。サーモンと海老、ホタテ、鮪に白身(失念しました)でした。味が濃くておいしいですが、多過ぎです。
北海道産の海老です。大きくて甘くて美味しい。久しぶりに頂きました。
食べ終わると一度下げて、エビを揚げて持って来てくれました。嬉しいサービスです。
こちらの塩で頂きました。限定のお塩の様です。
◯本物のししゃも二尾 756円
むかわ町の本物のししゃもです。太平洋側だけで獲れ、腹側が銀白色で綺麗です。根も張るけど美味しいです。
◯名物原始焼き 鰯 500円
名物原始焼です。と言っても初耳。炉の炭の周り串に刺して遠赤外線で焼くスタイルでした。炉端ですが網焼きではありませんでした。
鰊を生から焼いていますので、それなりに時間が掛かりました。身欠きニシンや卵の数の子は良く見ますが、一尾丸々は滅多に見ないですね。
骨が細かいので気になる方は注意した方が良いですね。私はバリバリ食べる方なので、とっても美味しかったです。妻はほぼ食べてませんでしたね。都会人なので小骨が苦手なんです。
◯大雪の蔵 絹雪 745円
これも旭川のお酒です。実は全く知らなかったお酒です。調べるとオエノングループの様です。ってオエノングループも初耳でした。温まりました。
◯炙り鮭トバ 637円
寒い地方のアテと言ったら鮭トバでしょう。娘が大好きなので食べる様になりましたが、自分で炙って頂きます。しっかり炭でしたので美味しかったです。
マヨネーズの量に感謝です。
◯お茶漬け(たらこ甘露煮) 637円
妻が〆の食事に注文したお茶漬けには「たらこの甘露煮」も入っていました。美味しんですよね甘露煮。
甘露ダレでふっくらと煮込んだ甘露煮と、生たらこのお茶漬けは贅沢ですね。とても美味しかったそうですよ。
食べ終わって
お会計は諭吉さん一枚弱でした。メニュー数は量販居酒屋に比べると少ないですが、充実した内容でした。道産子の八雲町贔屓ももちろんありますが、美味しさはほんものでした。ご馳走様でした。
その他
おトイレ
綺麗な水洗洋式トイレです。
お店情報
店名 ご当地酒場 北海道八雲町 浜松町店
住所 東京都港区芝大門2-4-3
電話 03-5408-3393
定休日 不定休
営業時間 昼11:30~14:00、夜17:00~23:30
備考
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