【西安】中国西安に行ってきました。Vol.4 西安のシンボル大雁塔 September 2018

Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

中国・西安の続編 Vol.4 です。Vol.3から間が空いてしまい新鮮味がありませんね。

今日のブログの主題は、西安のシンボル、大雁塔です。先の出張中に夕方と夜の二度訪ねました。大雁塔は、2014年に「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の名で世界遺産に登録されています。

冒頭の写真の大雁塔が少し左に傾いて写っていますが、塔は実際に傾いています。例に漏れず地下水による沈下が原因らしいです。中国式の方法で傾きを治すらしいですが、それはまた地下水を注入すると言う考え方らしいです。本当でしょうか。

この大雁塔は慈恩寺の境内に立つ塔で、慈恩寺の正面から入場します。唐の時代に創建された慈恩寺は現在では約1/10に縮小されていますが、1/10でもメチャクチャ広大です。遠くに見えるからと思い歩くととんでもないことになります。とにかく歩いて登って歩いて登って、大変疲れました。

最後までお付き合いをお願いします。

西安の旅 Vol.1の鐘楼、Vol.2の城壁、Vol.3の兵馬俑の記事はこちら⇓です。

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西安のシンボル　大雁塔

市の南4キロにある。唐の三代目の高宗李治が皇太子のとき、生母文徳皇后の冥福を祈り648年に建てた慈恩寺の境内に立つ塔で、西安のシンボルである。当時の規模はかなり大きかったが、唐代末期に戦乱のため焼き払われ、現存するのは当時の十分の一に過ぎない。
652年にインドから帰った玄奘三蔵法師の願いにより、境内に大雁塔を建て経典を保存することにした。塔は煉瓦でできており、当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を行い十層になった。しかし、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層で、高さは64メートルしかない。内部の木製のらせん階段を登ると、最上部まで行くことができる。

引用元：https://www.arachina.com/xian/attraction/dyt.htm

※写真は撮って出し。暗部のみLRで少々持ち上げています。

慈恩寺

当然入場券が必要です。 Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

僧侶も厳ついです。 Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

お洒落なオバサマ達。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

チャイナドレスも目立ちますが、眉毛も目立ちます。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

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西安のシンボル大雁塔

玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保管するために、境内に大雁塔を建てられたのです。塔は煉瓦でできており、当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を行い十層になったのですが、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層で、高さは64メートルしかないと言います。随分高く感じます。現在のこの薄色は雨などによる風化で変色したらしく、もとはもっと赤みがかっていたそうです。有料のガイドさんはこの色が気に入らないらしく、しきりに同じことを言っていました。

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ここで大雁塔入場のチケットを購入し中に入ります。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

レンガ積みの造りだとよく分かります。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

１階～７階までの階段数は248段。般若心経の文字数とおなじ数です。狭いので疲れます。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

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最上階からは四方が見渡せます。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

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慈恩寺の高僧の墓地です。参拝客の多いこと、皆熱心です。 Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032

夜の大雁塔と玄奘三蔵法師像

有名な『西遊記』のモデルになった唐の玄奘三蔵法師です。天竺（インド）へ行って仏典を持って帰る話です。わたしもTVでみましたし、主題歌のゴダイゴの詩も耳に馴染んでいます。仏教には三百を来れる経典があったそうですが、その中で最も有名なお経が「般若心経」です。色即是空　空即是色。この般若心経は紀元1〜2世紀の頃インドで生まれ、原典は古代インド語のサンスクリット、すなわち梵語です。この梵語のお経をインドから持ち帰り、漢字に翻訳したのが、中国の僧玄奘三蔵です。

玄奘三蔵像と大雁塔のライトアップです。 Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032