Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
中国・西安の続編 Vol.3 です。
今日は世界遺産の兵馬俑です。出張の次いでですが、この機会を逃さずに訪ねてきました。写真の量が多いので(part 1、part 2)の二編に分けております。最後までお付き合いをお願いします。
西安の旅 Vol.1の鐘楼、Vol.2の城壁の記事はこちら⇓です。
秦始皇兵馬俑博物館
1974年、西安の東北、臨潼県の農民が井戸を掘っていて偶然見つけた陶器の破片。これが兵馬俑坑発見のきっかけでした。総面積約1万4260平方メートルの1号坑を皮切りに、2号坑、3号坑が次々に発掘され「20世紀最大の発見」と世界を驚かせました。3つの俑坑の規模は2万平方メートルを超え、総計8,000点にのぼるとみられる陶製の兵馬が、死後の秦始皇帝を守るため地下に配置されていたことがわかったのです。
兵馬俑坑の西約1.5キロメートルには秦始皇帝陵があります。約2200年前、中国統一を果たした秦始皇帝は、その絶大な権力を永遠のものにするため、すぐに陵墓の造営に着手。70万人もの囚人を動員し、36年もの歳月をかけて完成した陵墓は、『史記』によると地下宮殿のようであったと記されています。長らく伝説と考えられていたこの記述も、近年の調査で痕跡が確認され、秦始皇帝陵の発掘が待たれています。
俑とは古代中国で、殉死者の代わりに埋葬した人形(ひとがた)のこと。敵国のある東を向き、整然と隊列を組んで並ぶ兵士俑はほぼ等身大。表情、髪形、衣服のどれひとつとして同じ形のものはなく、始皇帝の軍団が広範な民族の混成部隊であったことを窺わせます。当初は鮮やかに彩色されていた俑。酸化による退色を防ぐため発掘は注意深く行われ、全貌はいまだ歴史の彼方に埋もれたままです。
引用元:https://www.hankyu-travel.com/heritage/china/heibayou.php
秦始皇兵馬俑博物館は開館からまだ約40年程度ですので中国国内でも訪問者は後を絶たない様そうです。2012年の国慶節では46万人が押し寄せたとか。凄い数です。
第1号俑坑
Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
ほとんどが俑です。
Nikon D850 + Nikon AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
鎧などの服装や髪型で身分の違いが、顔つきや体型で出身地方や年齢を判別出来ます。
第1号俑坑の後方は発掘を止めています。兵馬俑に使用している土は鍋で煮て煮沸消毒したモノで、発掘と同時に現代の空気に晒される訳ですから変色変質してしまうのです。兵馬俑坑の西約1.5キロメートルには秦始皇帝陵も同じ仕様の土を使用していますが、草木が多い2,200年前の様相とは全く変わっているそうです。
第1号俑坑の中の事務所です。中国らしい光景です。PCはAppleですね。
修理済の俑が並んでいました。頭から靴までよく分かります。顔、服装、靴、手の形など何もかも個性があります。
秦始皇帝銅車馬陳列館
2台の銅車馬は、1980年12月に陵墓の西から20メートル離れた場所で発見され、展示にあたって精巧に修復されました。
銅車馬は、それぞれ約3,400の部品からなり、4頭の馬によって運転されました。2番目のものは長さ3.17メートル、高さ1.06メートルです。青銅の馬は、高さ65cmから67cm、長さ120cmです。それぞれの重さは合計1,234kgになります。
銅馬車はおもに銅製ですが、金と銀の装飾品が1,720個ありその合計は7kgになります。銅馬車は、精巧に作られていて、鮮やかあり、中国で有名な銅製の遺物の中で最高の保存とランクを誇っています。これらの2つの馬車は、世界で発見された古代の銅の像の中で最大のものです。
出典元:https://www.arachina.com/xian/attraction/qshbmy.htm
Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
今日はこの辺で。言葉少なめで纏めてみました。本日は最後までご覧いただき有難う御座いました。

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