Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
中国・西安の続編 Vol.2 です。今日は西安市内をぐるっと囲う城壁の写真です。旅行つれづれ日記ではなく、写真で語りたいと思って勇んでいたのですが、どうしても物見遊山Blogになってしまって。当初の狙いとかけ離れましたが、城壁の壮大さが伝われば幸いです。
西安の旅 Vol.1の鐘楼の記事はこちら⇓です。
西安城壁
西安城壁は、古代の城壁の中で世界最大のものだそうです。現在の城壁は、明の洪武の時代(1370年~1378年)に、その前の唐時代の長安城を模して建築され、周囲13,912メートル、高さ12メートル、幅18メートル、壁頂部の幅15メートルの超巨大なレンガ造の建築物なのです。
中国では昔から自分たちの街を守るために城を築いています。日本の様に町と城が区別していないのです。
かの三国志では長安(現在の西安)の城は難攻不で堅固に造られていたと想像出来ます。また、長安は秦の都だった時代もあり、董卓が洛陽から長安に遷都したことにより、世界最大の古代城壁が出来上がった訳です。
現在の街はこの城壁よりも更に拡大していており、街の中に城壁がスッポリ収まっていますが、この城壁を中心に西安と言う街が出来ている事は古代から変わりない様です。
城壁上をカートで見学
城壁は東西に長く南北に短い形となっており、東側の文昌門、西側の安定門、南側の永寧門、北側の安遠門と東西南北に門が4つあります。地下鉄の駅から近い南門から登壁しました。
この旅では南門(永寧門)から登壁し、壁上カートで右回りで西門(安定門)を経由し北門(安遠門)までの約半周7㌔を見学しました。
出典元: http://www.geocities.jp/chinakannkou/shanxi.html
南門(永寧門)
実際にこんな晴天の日は珍しいらしく、結局この日だけでした。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
高さ12㍍で、下から上へテーパーがついています。断面が台形なのです。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
城門の上の「閘楼(こうろう)」。かなりデカイです。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
城楼。こんなデカイ楼が建っています。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
果てしない。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
乗り捨て自由のレンタサイクル。乗り捨てる訳ないし、この凸凹レンガの上を半周7㌔も乗りきれる気も湧きませんでした。電動サイクルはありません。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
と言う訳で乗用カート。12人位乗れますが、どっかのTVで観た様に満杯にならないと出発しないのです。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
最後尾に陣取り、出発。かなりの振動で上下左右に揺れます。この広角レンズはVR付いてないのに(涙) Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
タイムラプスで御覧ください。
城壁をカートで移動。 pic.twitter.com/FeeTCeVeo3
— 八五九堂 聞声悟道☆♪ (@smart_afroman) 2018年10月29日
Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
西門(安定門)
西門の城楼が見えてきました。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
城楼からの足元からずっと先を御覧ください。本当に果てしない。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
さて、内側の門の上のは「城楼」、外側の門の上のは「閘楼(こうろう)」と呼ばれる建物が建っています。外観は3階建てで内部は2階建て。下の写真は閘楼から安定門とその城楼を撮っています。この西門(安定門)がシルクロードの基点なのです。三蔵法師のモデルの玄奘三蔵は唐の時代にここから旅たったそうです。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
閘楼も立派です。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
北門(安遠門)を目指してカートが動きます。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
北門(安遠門)
やっと半周。カートに乗っていても疲れました。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
こちらの閘楼は何となく整っています。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
城楼は火災で焼けたそうです。陳腐な位小さな模型と、大きな柱の台座が印象的でした。なんと2015年と超最近の事です。
Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
安遠門からの覗くロータリー。Nikon D850 + Tamron 17-35mm F/2.8-4 Di OSD Model A037
安遠門から城郭内に目を向けると、遠くに鐘楼が小さく見えます。道路の先です。
Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
安遠門の出入口。この城壁の上には城楼があったんですね。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
階段の踏み面や蹴上は普通で降りやすいです。日が沈んで来たので影が伸びてきました。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
観光バスが入れる以上の大きさの門です。 Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
南門(永寧門)のライトアップ
別の日ですが、ライトアップを撮りました。タクシーを停めて貰って手持ち撮影です。Nikon D850 + Tamron SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A032
勢い、文字多めになってしまいました。次回 Vol.3 は兵馬俑の予定です。 兵馬俑は写真が多いので分割するかもしれません。本日は最後までご覧いただき有難う御座いました。
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2 ニコン用 フルサイズ対応 A032N
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