こんにちは、エイコク堂です。
広角レンズを購入しました。ZeissかVoigtlanderの15mm〜20mmが欲しいのですが、色々事情(お財布事情)があり先にNikkorを手に入れました。このレンズも以前から欲しかった。手持ちのフィルムカメラで活用できるのし、α7Ⅱ+アダプターも試して見たかった。その為にα7Ⅱを買ったわけですし、MFレンズ使用時のα7Ⅱの操作に慣れれば、次候補のレンズも検討しやすくなりますからね。
マウントアダプターはレンズを購入したお店では在庫がなかったので、東証一部上場の新宿のカメラ店で▼KIPONのFマウント→Eマウントを購入しました。これが無いと始まりません。新品です。スタッフさんがKIPONを勧めたので従いました。
やはりイイものはそれなりのお値段ですね。絞りリング付きの安価なF/Gマウント用アダプターも持っていますが、このKIPONとは加工精度や色合い、塗料の感じまで比較になりません。RAYQUALはもっと良いのかなぁ、お金があったら買い直したい位です。
Ai Nikkor 24mm F2.8+ KIPON NIK-NEX + α7Ⅱ
早速取り付けてみました。このレンズの発売は1977年、刻印ナンバーを見ると1981年より少し前の製造レンズの様です。24cmの広角MFとしては歪み少なく貴重なレンズです。製造した時代はまだパソコンが無い時代ですからね。技術力は驚くばかりです。
▼NikonのUVカットフィルター(セコハン)と純正フードも用意しました。こういうアクセサリーは意外にお金がかかりますよね。
▼早速フィルターとフードも付けてみます。ん、各々微妙にズレてます。絞りとピントリングを中央に合わせたらNikonのロゴが中央上に来ると思っていたのに、正面から見て左に10度くらいズレています。フードも5度位です。Zeissならば揃うよね~きっと。レンズは真上を向きますのでネジ山の問題です。このズレはとても気になります。過去所有者が分解したのかな。どうにかならないんでしょうか。
もう一つ大事にしているAi Nikkor 50mm F1.4sと比べてみます。このレンズも同じ頃まで生産されていましたので姿形はよく似ています。カニ爪の形も同じ、左の24mmのピントリングが幅が広く、小さめのヘリコイドをデリケートに操作し易くなっている様に思います。
レンズ長は24mmの方が少し長めで50mmよりも当然重いです。やはり広角近距離のレンズは複雑なのですね。
どちらのレンズも型式を変えて未だニコンから販売されています。用途はフィルムカメラ向けでしょうけど。
現在も販売中
近所の森林公園で試し撮り
夕暮れ時の近所の公園です。ボディはα7Ⅱはミラーレスですが直射は避けています。設定は絞り優先で、お決まりですがまずは開放からと、一段強絞っています。感度はiso100に固定です。
▼思う様に木の陰を捉えましたが、ピーキングでは範囲が広く散ってしまうので拡大機能だけが頼りでした。
▼WBはAUTO。最短距離30cmまで寄れますが少し引き気味です。この一枚、ベンチの木肌と落ち葉にはゾクッと来ました。
▼ブレアとゴーストが入り、周囲は甘い感じですが狙っところはクッキリです。
▼夕陽を木々で遮りながら池越しに撮ってみました。殺風景な池も印象が変わります。
▼展示してある昔の運搬機関車の窓に差し込む夕陽がくっきりです。
▼SKWの三文字に拡大フォーカスして一段絞りました。腕に問題がありますね。
▼芝でソリ遊びに興じる子供達です。この日のお気に入りの一枚ですがゴーストがちらほら。子供たちの陰が伸びて何枚も撮りましたが、ピント合わせに苦労しました。辛うじて見られる一枚です。
描写がよく良い解像力です。いいレンズだと思います。
今日はこの辺で。あと2日ほどお付き合い下さい。このレンズ気に入ってしまいました。 弊Blogをお訪ね頂き有難うございました。
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