※2018/2/18 ケーキ類を追加しました。
お気に入りの京成谷津の螢明舎を訪ねました。もう何度訪ねたか分かりません。多分数十回訪ねていると思います。フレンチスタイルを貫く珈琲店です。以前のBlogにも載せた事がないのです。あ~ぁ、書いちゃった。皆さん、ご存知と思いますが。
そのお店は「螢明舎」さんです。
1982年にこちらの谷津で開業、数年後に本八幡にもお店を出しました。改めるとこちらは谷津店になるのでしょうけれど、こちらしか知らないのです。1982年はわたしが社会に踏み出した年です、数年後に本社から市川に転勤し、居も千葉県内に移しました。何かと生活圏だった訳です。平均すると年に数回になりますが、全く訪ねない年もありました。最後までお付き合い願います。
目次
お店の雰囲気
こちらのお店の逸話は幾つかあります。まず一つ目はオーナーの下田荘一郎さんは画家であり、珈琲の世界では有名人だということ。二つ目は以前習志野台に住んでいた作家、村上春樹さんが書籍未収録のエッセイに「螢明舎のコーヒーはおいしい」と書かれたということ。
三つ目は、これが私のお気に入りなのですが、アラスカの自然を撮り続けた写真家、故・星野道夫は珈琲が好きで、日本に一時帰国するたびに螢明舎(わたくし未訪問の本八幡店)を訪れ原稿を書いていたらしいです。星野道夫は市川市の生まれだったそうです。本八幡店にお邪魔していればお見掛け出来たかもしれないです。
谷津バラ園の写真を載せておきます。 螢明舎の前を通過して5分でバラ園です。
店内の写真はNGです。お手元だけは撮っても宜しいそうです。
お食事
◯ロアブレンドと自家製お菓子のマリアージュ 1,000円
ロアブレンドとはボディはソフトで甘味と酸味のハーモニーを楽しむ珈琲です。
因みにフレンチスタイルの珈琲屋とはオールド・ビーンズを使用し、ドリップはフランネルを使ったネルドリップ式抽出。一杯取るのに約5分。この時は妻と一緒で10分強掛かりました。フレンチスタイルの対比としてアラビアンスタイルがあり、それは煮出して上澄みを飲む珈琲で、濁った珈琲を布でドリップすることで澄んだコクのある珈琲へと進化させたのが16世紀のフランスだった事に由来しています。
この日もお菓子類は9種類もありました。どれもとても美味しそうです。選ぶのはとても大変です。
◯ケアブレンドとフルーツケーキ(別途訪問時)
ケアブレンドとは確理としたボディ、苦味と甘みのハーモニーが楽しめるそうです。カップはロイヤルコペンハーゲンです。
◯杏のタルト(別途訪問時)
これも美味しそうですね。
食べ終わって
お喋りが図らずも無声音になってしまいそうな店。静かにジャズが流れる店内で頂くお菓子と絶品の珈琲は本当の美味しいです。わたしの大好きなお店です。ご馳走様でした。
お店情報ほか
◯星野道夫さんサイト
◯お手洗い
綺麗なおトイレです。
◯お店情報
店名 cafe 螢明舎 谷津店 (ケイメイシャ)
住所 千葉県習志野市谷津4-6-34
定休日 年中無休(バラ園の最盛時期はとても混みます)
営業時間 10:00~22:00
備考 30席で全面喫煙が可能です お店HP http://cafe-keimeisha.jp/