こんにちは、エイコク堂です。
今日は錦糸町のお蕎麦屋さん紹介です。
その店名は「蕎麦前 小まつ」さんです。
有名な居酒屋「井の中」の前を通り過ぎて少し先の角にありました。
このあとは押上までブラブラ歩くんですが軽く腹ごしらえで御座います。
以前から是非食べたいと思っていましたお蕎麦屋さんで念願叶いました。
目次
市ヶ谷の名店「大川や」さんで修行されたらしい
市ヶ谷の大川やさんには一度だけ行ったことがあり、独特の美味しい蕎麦を頂いた記憶があります。
お店の雰囲気
店構えからして職人気質を感じます
マンションの一階なのに凄く上品な店構えです。
白の塗り壁に、そしてにじり口の様な背の低い入り口
もう小憎らしい演出に食べる前から期待させてくれます。
人気の昼御膳
昼なのにごぜん!いや、失礼。
野菜小鉢・魚介と野菜の天ぷら・豚とさつま芋の炊き込みご飯・せいろかかけで1,100円のセットがオススメらしい。
いや、大川やの出身ならば「かけそば」を食べるべきではないのかと、店頭でもの凄く悩んだ。
開店20分前から店頭で待っていたのに、悩んでる間に若い二人組に先に入店されてしまうと言う間抜けで御座います。
では入店
にじり口から刀を下ろし、頭を下げて入店。
そして、視線を上げると帳場横の格子越しに、女将さん(落ち着いた物腰の柔らかい感じ)から丁寧な挨拶を受け、一人と告げてカウンターに落ち着きました。
カウンター席もステキです。結局、オススメの昼御膳をせいろでお願いしました。
お食事
お酒を呑んじゃおう
蕎麦を待つ間に日本酒を頂くことにしました。この後に歩くので少しだけです。
純米吟醸うすにごり酔鯨(高知)を半合
半合単位で頂けるのは嬉しいですね。酔鯨の軽い酸味が最高の食前酒になりました。
昼御膳がお膳に載って
お膳が出て来ると、どうしても驚嘆の声を揚げてしまうのはお下品でしょうか(笑)
なかなかお上品なお膳ですぞ。
豚とさつま芋の炊き込みご飯・薬味と箸休めの小鉢
魚介と野菜の天ぷら
平目・エリンギ・茄子の揚げたて天麩羅です。盛り付けも綺麗です。
天つゆが別に欲しいなぁと思ったら、お塩で頂くんですね。これも粋です。
そして最後にせいろ
大川やならかけそばと思ったけど、最初はせいろで大正解です。
更科の様な薄い色合いの細めの蕎麦ですが、しっかりと角があり艶もイイ。
蕎麦だけを口にすると腰があり、喉越しも心地いい。旨いお蕎麦です。
蕎麦湯はトロリとして最高の蕎麦湯割りに
頃合いを見計らって女将さんが出してくれる蕎麦湯は、昆布と醤油だけのつゆと融合して至福の時を演出してくれました。
食べ終わって
美味しい蕎麦、美味しいお膳でした。和と蕎麦が一膳の中で綺麗に調和したお昼ごはんになりました。
お酒も充実してますし、半合単位と言うのが中々嬉しいです。
しっかり満腹です。
機会があれば夜営業にお邪魔してお酒を頂きたいですね。お昼だけでは勿体無い、そんなステキなお店でした。
板場から御主人が、帳場から女将さんの丁寧なご挨拶を背にお店を後にしました。
その他
お手洗い
綺麗にされた洋式のお手洗いでした。
お店情報
店名 蕎麦前小まつ
住所 東京都墨田区錦糸2-13-2 TYビル1F
電話 03-6658-5722
営業時間 11:30~14:00 17:30~22:00
定休日 日曜日
備考 全面禁煙 駐車場はありません